抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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ヒ素リッチ金精鉱のFe3+溶液浸出をフラスコ振とう試験で研究した。浸出温度,Fe3+の濃度,および細菌の高密度化(別々に,Acidithiobacillus ferrooxidans,Acidithiobacillus thiooxidans,Sulfobacillus sibiricu)の影響を調べた。バイオ浸出と比べて,Fe3+溶液化学浸出はヒ素リッチ金精鉱のより高い溶解率をもたらせた。高温は浸出に好ましく,浸出前に80°Cに温度を上げるとヒ素の溶出率は向上した。浸出の開始時は,Fe3+濃度はヒ素の溶出率にほとんど影響を及ぼさないが,濃度が40g/L未満では高いFe3+濃度は,ヒ素の高い浸出率につながる。しかし,ジャロサイトの生成により高いFe3+濃度が低下すると,ヒ素の溶出率は減少する。連続運転では,低いしかも一定のFe3+濃度下で高い溶出率が達成される。バイオ浸出実験と比較すると,パルプ密度の増加は細菌にマイナスの影響を及ぼし,一方,細菌の高密度化は影響の軽減に役立つ。同時に,Fe3+溶液化学浸出には,Fe3+が高い濃度をそして硫黄が低い濃度を維持するのがより好ましい。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST