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J-GLOBAL ID：201202205925194636   整理番号：12A1397453

骨および機械的荷重への適応化:レビュー

Bone and its adaptation to mechanical loading: a review

著者 (2件)： MELLON S. J. (Univ. Oxford, Oxford, GBR) ,  TANNER K. E. (Univ. Glasgow, Glasgow, GBR)
資料名： International Materials Reviews  (International Materials Reviews)
巻： 57  号： 5  ページ： 235-255  発行年： 2012年09月 
JST資料番号： D0258B  ISSN： 0950-6608  CODEN： INMREO  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 骨は,複雑な多工程階層構造中に構築された蛋白質(主にタイプ1コラーゲン),鉱物相(炭酸化したヒドロキシアパタイト)そして水の複合材料である。哺乳類の骨格骨は約65wt%の鉱物相,25wt%の有機材料および10wt%の水,または容積ベースでこれ等のレベルは33~43vol%の鉱物,32~44vol%の有機材料と15~25vol%の水から成っている。しかし,或る種での或る生体組織では,これ等のレベルが典型的なレベルから外れることがあった。骨は,その荷重負荷状態に応じて存在する骨の量を増やしたりまたは減らしたりできる非常に順応性の生体組織である。順応性は4つの細胞種(骨芽細胞,骨細胞,骨表層細胞,破骨細胞)によってやり繰りされている。骨は静的荷重だけではなく実質的に動的荷重に適応しており,異なる歪の大きさと頻度が非線形様式でその応答を変更している。検討中の特異的な化学種の内で遺伝的な歪もまたその応答に影響していた。骨の複雑さはようやくある程度まで理解されている。骨構造と機能に関する答えられない/発見されていない疑問とその制御機構はこの先何年間もの検討対象と成るであろう,ことが確実である。

シソーラス用語： *骨 ,  *生体工学 ,  *負荷 ,  *適応 ,  *生体モデル ,  *骨形成 ,  階層構造系 ,  コラーゲン ,  炭酸化 ,  ヒドロキシアパタイト ,  水 ,  生体組織 ,  適応性 ,  骨芽細胞 ,  破骨細胞 ,  静荷重 ,  動荷重 ,  歪率 ,  頻度 ,  応答 ,  燐灰石
準シソーラス用語： タイプ1コラーゲン ,  *バイオメカニクス ,  *機械的負荷 ,  *骨モデル ,  *骨リモデリング ,  骨細胞 ,  順応性 ,  非線形応答

分類 (4件)： 骨格系  (EJ10030R) ,  筋骨格系・皮膚モデル  (EL02040R) ,  生体機能強度解析  (EL03040Y) ,  細胞構成体一般  (EF03010Z)

タイトルに関連する用語 (4件)： 骨 ,  荷重 ,  適応化 ,  レビュー