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J-GLOBAL ID:201202205927113250   整理番号:12A0716404

従来のミルク及び有機ブランドミルクにおけるポリ塩化ビフェニル及び有機塩素系殺虫剤:カナリー諸島(スペイン)住民における存在及び食事摂取

Polychlorobiphenyls and organochlorine pesticides in conventional and organic brands of milk: Occurrence and dietary intake in the population of the Canary Islands (Spain)
著者 (11件):
資料名:
巻: 88  号:ページ: 307-315  発行年: 2012年07月 
JST資料番号: E0843A  ISSN: 0045-6535  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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カナリー諸島(スペイン)の住民における,有機塩素系殺虫剤(OCs)及びポリ塩化ビフェニル(PCBs)の汚染レベルの深さを調査した。ミルクなどの動物起源の食料がこれらの汚染物質の肉体への負荷の主要貢献体であった。この住民はスペイン及びヨーロッパにおいて最も高いミルク摂取を示すので,筆者らは,カナリー諸島の住民に対するこれら化学物質の汚染源としてのミルクの妥当性を評価するために,この諸島の市場に存在する26種の商業的に入手可能なブランド(従来ブランド16種及び有機ブランド10種)中のOCs及びPCBsの濃度レベルを評価した。ヘキサクロロベンゼン,(E)-クロルダン及びPCB-153は,ミルクのタイプに独立して,ほとんど全てのサンプルで存在していることが示された。両タイプのミルクに対して,OCsの濃度は,非常に低く,有機ミルクは,従来のものより低いことが示された。結果として,OCsの推定1日摂取量は,国際機関で確立した耐容1日摂取量(TDI)より低かった。ミルク中のPCBsの濃度は,非常に低いことが検出されたが,従来ブランドのミルクより有機ブランドの方がPCBsの濃度が高かった。予期しないことに,ダイオキシン様PCBsの濃度は,両タイプのミルクの75%が,25pgWHO-TEQg-1脂肪より高いレベルに到達し,これらの毒性物質で高度に汚染された多くのミルクブランドが存在することを示した。結果として,最も汚染されたミルクブランドを消費する住民は,欧州連合当局により確立された推薦TDI値(2pgWHO-TEQkg-1b.w.d-1)を超えた1日当たりの摂取量を推定した。ダイオキシン様化合物により負荷される公知の健康への悪影響を考察する場合,これらの結果は関心事である。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
その他の汚染原因物質  ,  人間に対する影響  ,  食品の汚染  ,  原乳の品質と処理 

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