抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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地震発生後,早期にマグニチュードを推定する方法を紹介する。ここで提案するMwpは,広帯域地震計記録のP波到達後120秒間分のP波の上下動変位振幅積分値,または,P波とpP波およびsP波の変位振幅積分値との差の大きい方を用いる。さらに,上部マントルの平均密度,P波速度,震央距離,P波輻射特性などのパラメーターを使って計算される。18個のM7地震に対して,求められたマグニチュード推定値をハーバードMwと比較した。結果には一次式で表わされる差が生じたが,ここで提案したMwpは,マグニチュードの即時的推定値として有用なものであることが示された。