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J-GLOBAL ID:201202206016439759   整理番号:12A0716331

IL17A,IL23RとSTAT4多形性の間の相互作用は韓国住民における腸ベーチェット病に対する感受性を与える

Interactions between IL17A, IL23R, and STAT4 polymorphisms confer susceptibility to intestinal Behcet’s disease in Korean population
著者 (11件):
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巻: 90  号: 19-20  ページ: 740-746  発行年: 2012年05月22日 
JST資料番号: B0699B  ISSN: 0024-3205  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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IL23Rの多形性は,最近,ベーチェット病(BD)に罹りやすくすることが示されているが,IL23R多形性と腸BDの間の関係は,未だ明らかになっていない。このため,IL17A,IL23RとSTAT4多形性が,韓国住民における腸BDに対する感受性と関係するかを評価する,試験を行った。IL17A,IL23RとSTAT4遺伝子の一塩基変異多型(SNP)を,DNA配列分析,変性高速液体クロマトグラフィーおよびTaqMan遺伝子型分析を用い,分析した。個々の多形性分析は,IL17A rs8193036のTT遺伝子型(オッズ比(OR)2.10,95%信頼区間(CI)(1.12~3.92),p=0.021)およびIL23R rs1884444のGG+GT遺伝子型(OR 1.92,95%CI(1.03~3.57),p=0.034)が,腸BDの発症と関係することを明らかにした。これら2種類の遺伝子型を合わせると,BDのリスクは,リスクの無い遺伝子型または1種類のリスク遺伝子型の患者のそれと比較して増加した(OR 2.21,95%CI(1.13~4.34),p=0.021)。更に,統計学的に有意な遺伝子-遺伝子相互作用が,IL23RのG149R 対 STAT4のrs11685878,IL17Aのrs2275913 対 STAT4のrs7574865およびSTAT4のrs11889341 対 IL17Aのrs2275913の間に見られた。IL17Aのハロタイプは,腸BDリスクと正の相関を示したが,IL23Rのそれらは疾患発症に対し保護的であった。結果は,特異的なIL17A,IL23RとSTAT4 SNPsの相互作用が,韓国住民の腸BDに対する感受性を調節し,IL-17/23軸が,疾患の病因で有意な役割をすることを示す。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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消化器の基礎医学  ,  分子遺伝学一般  ,  サイトカイン 

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