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J-GLOBAL ID：201202206030578257   整理番号：12A1778199

ナノ結晶MgAl_xFe_2-xO₄フェライトの合成とキャラクタリゼーション

Synthesis and characterization of nanocrystalline MgAl_x Fe_2-x O₄ ferrites

著者 (3件)： ZAKI Hesham Mohamed (Zagazig Univ., Zagazig, EGY) ,  ZAKI Hesham Mohamed (King Abdulaziz Univ., Jeddah, SAU) ,  AL-HENITI Saleh (Zagazig Univ., Zagazig, EGY)
資料名： Journal of Materials Research  (Journal of Materials Research)
巻： 27  号： 21  ページ： 2798-2805  発行年： 2012年11月14日 
JST資料番号： D0987B  ISSN： 0884-2914  CODEN： JMREEE  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： マグネシウムフェライトは通常のスピネル型の立方晶で軟磁性n型半導体材料として重要である。ナノ結晶フェライトの製造法には色々あるが,現状のセラミック法は製造工程が複雑である。最近開発されたもっと簡単な方法は固体反応を利用した共析出法である。Alで置換した立方晶スピネルフェライト系のMgAl_xFe_2-xO₄(x=0.0,0.4,0.8および1.0)を共析出法で合成し,X線粉末回折(XRD),赤外(IR)分光,透過電子顕微鏡(TEM),示差熱分析および振動試料磁力計によって特徴付けを行った。XRDから決定した格子定数はフェライト中のAl³⁺イオンの増加と共に減少した。TEMによる粒子サイズは約33nmで,XDで得た値と良く一致した。示差熱分析(DTA)によると,母相フェライトMgFe₂O₄において結晶スピネルは454°Cで生成した。IRスペクトルに観察された2つの主バンド(4面体と8面体)は,それぞれ,568-628cm^-1および431-460cm^-1であった。X=0.4で磁化曲線が最高値を示した。

シソーラス用語： *フェライト ,  *マグネシウム化合物 ,  *ナノ結晶 ,  *析出 ,  スピネル型結晶 ,  格子定数 ,  曲線 ,  *アルミニウム化合物 ,  結晶構造 ,  立方晶系 ,  分布 ,  磁性 ,  N型半導体 ,  *微細構造 ,  磁性半導体 ,  軟磁性材料 ,  置換型原子 ,  *化学合成
準シソーラス用語： カチオン分布 ,  ナノフェライト ,  *マグネシウムアルミニウムフェライト ,  *マグネシウムフェライト ,  *共析出 ,  磁化曲線 ,  軟磁性

分類 (2件)： 金属酸化物及び金属カルコゲン化物の結晶構造  (BK07020Y) ,  セラミック・陶磁器の製造  (YC03020V)

タイトルに関連する用語 (3件)： ナノ結晶 ,  フェライト ,  キャラクタリゼーション