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J-GLOBAL ID:201202206045508573   整理番号:12A0937099

N-複素環カルベンで仲介されたN-置換N-カルボン酸無水物のポリ(α-ペプトイド)類への双性イオン重合: 反応速度論,機構,および構造制御

N-Heterocyclic Carbene-Mediated Zwitterionic Polymerization of N-Substituted N-Carboxyanhydrides toward Poly(α-peptoid)s: Kinetic, Mechanism, and Architectural Control
著者 (4件):
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巻: 134  号: 22  ページ: 9163-9171  発行年: 2012年06月06日 
JST資料番号: C0254A  ISSN: 0002-7863  CODEN: JACSAT  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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種々の溶媒中で,立体及び電気的性質が異なるN-複素環カルベン(NHC)を用いてN-ブチルN-カルボン酸無水物(Bu-NCA)を重合させ,環状ポリ(N-ブチルグリシン)類(c-NHC-PNBGs)を生成させた。生成ポリマの分子量および重合速度の制御は,使用溶媒とNHCの構造に強く依存していた。速度論的研究から,低誘電率溶媒(例えば,THF,トルエン)中での重合の連鎖成長中間体は,二つの鎖末端を密接させ,Coulomb相互作用を介して環状構造を保持していることが明らかになった。NHCは重合を開始させるだけでなく,分子内対イオンとして連鎖成長を仲介していた。低誘電率溶媒中では双性イオンの負荷電鎖末端の減少した塩基性と求核性のため,副反応は顕著に抑制され,その結果,擬-リビング重合挙動が示された。対照的に,高誘電率溶媒中では双性イオン種の2つの荷電鎖末端はの完全に解離していた。連鎖成長は副反応(アミド交換反応)が連鎖成長と競争している従来のアニオン重合のように進行し,その結果,重合体分子量を減少させる制御が行われていた。これらの環状双性イオン連鎖成長種は,により,求電子試薬(例えば酢酸塩化物)またはNHCフリー環状類似体(c-PNBGs)を用いた末端キャッピングにより,それらの線状重合体類似体に変換できた。
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分類 (2件):
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重合触媒,重合開始剤  ,  イミダゾール 
物質索引 (8件):
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