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J-GLOBAL ID:201202206058396863   整理番号:12A0364559

二山の結晶粒径分布を持つナノ構造金属の塑性変形のモデリング

Modelling the plastic deformation of nanostructured metals with bimodal grain size distribution
著者 (2件):
資料名:
巻: 30-31  ページ: 166-184  発行年: 2012年03月 
JST資料番号: D0468C  ISSN: 0749-6419  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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ナノ構造の材料の結晶粒径を二山分布にすることによって,高強度と高延性の双方が効果的に実現されることが確かめられている。そのことは,大きな結晶粒が硬化能力を与え,小さな結晶粒が大きな降伏応力を与えるという仮説に基づいている。本報告では,塑性変形中に,ナノ/超微粒相から発生して大きな結晶粒の境界で止まるナノ/微小クラックの挙動に焦点を合わせた理論的モデルを提案する。ナノ/微小クラックは崩壊的破壊には至らず,その代わりひずみ硬化のための逆応力を与え,そしてまた,ナノ/超微粒相の機械的挙動に変化を与えることが見出される。修正した平均場手法の助けにより,二山金属の応力-ひずみの関係は,ナノ/超微粒相と粗大粒相の構成的関係を結びつけることで,導き出される。数値解析の結果は,提案したモデルが二山金属の高い強度と延性を充分説明できることを示している。二山のニッケルに関する予測は,実験結果とよく一致している。さらに,二山金属の強度と延性が,構成要素の体積率とナノ/微小クラックの分布に敏感であることも示される。この理論モデルは,微細組織の構成比率とサイズの調整による二山金属の機械的特性の最適化に用いることが出来る。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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金属材料  ,  変態組織,加工組織  ,  機械的性質 
タイトルに関連する用語 (5件):
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