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J-GLOBAL ID：201202206107183960   整理番号：12A1047027

NLRP3インフラマソームは実験的自己免疫性脳脊髄炎においてCNSへの走化性免疫細胞遊走を誘導する

NLRP3 inflammasome induces chemotactic immune cell migration to the CNS in experimental autoimmune encephalomyelitis

著者 (4件)： INOUE Makoto (Duke Univ. Medical Center, NC) ,  WILLIAMS Kristi L. (Duke Univ. Medical Center, NC) ,  GUNN Michael D. (Duke Univ. Medical Center, NC) ,  SHINOHARA Mari L. (Duke Univ. Medical Center, NC)
資料名： Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America  (Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America)
巻： 109  号： 26  ページ： 10480-10485  発行年： 2012年06月26日 
JST資料番号： D0387A  ISSN： 0027-8424  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： NLRP3,ASC,プロカスパーゼ1から成る多蛋白質複合体であるNLRP3インフラマソームが実験的自己免疫性脳脊髄炎(EAE)を誘導するメカニズムを検討した。Asc^-/-およびNlrp3^-/-マウスはCNSへの免疫細胞浸潤の減少を示してEAEに抵抗性であった。Th17応答の減少はこのEAE抵抗性の原因ではなかった。免疫処置されたAsc^-/-マウスの樹状細胞およびマクロファージはケモカインまたはケモカイン受容体をコードする各種遺伝子の発現を減少させた。NLRP3インフラマソーム依存性遊走の欠陥はT細胞内因性ではなかった。CNSに遊走するために,CD4⁺T細胞はNLRP3インフラマソームを発現する抗原提示細胞によってプライミングされる必要があった。免疫細胞遊走分子のターゲティングは多発性硬化症の有効な治療アプローチである可能性がある。

シソーラス用語： タンパク質複合体 ,  *自己免疫病 ,  *脊髄炎 ,  *脱髄疾患 ,  *脳炎 ,  細胞移動 ,  ノックアウトマウス ,  髄腔内投与 ,  脳内投与 ,  抗原提示細胞 ,  多発性硬化症 ,  遺伝子発現
準シソーラス用語： *NLRP3インフラマソーム ,  *実験的自己免疫性脳脊髄炎

分類 (1件)： 免疫反応一般  (ED03010T)

タイトルに関連する用語 (6件)： NLRP3インフラマソーム ,  実験的自己免疫性脳脊髄炎 ,  走化性 ,  免疫細胞 ,  遊走 ,  誘導