抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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多くの現場では,計器・機器類・設備類,さらには空間におけるサイン表示においても,色をコード化して使用する試みがなされている。色コードの利点は,一目で確認できることや,他計器との識別などが容易である点にある。しかし,実際の現場では,照度環境は様々であり,色コードとして用いられる色の範囲や色数が多い。本研究では,低照度環境下での色の見えについて,照度条件が変化しても,同じ色名として捉えられる色の範囲を明らかにした。また,有効な色コードの設定の色閾を明らかにした。矯正視力0.7以上で,正常な視機能を有する30から50歳代の色彩専門家7名を利用した。全刺激数は192色であった。その結果,すべての照度条件下において,85%以上の一致率の得られる範囲を有効な色閾として設定して,各色コードの色閾の結果を得た。さらに,色カテゴリーの結果も得た。