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J-GLOBAL ID:201202206161605330   整理番号:12A0771618

結合電子励起状態をもつRu(II)錯体における分子内エネルギー移動および酸素消光のpH制御

pH Control of Intramolecular Energy Transfer and Oxygen Quenching in Ru(II) Complexes Having Coupled Electronic Excited States
著者 (6件):
資料名:
巻: 134  号: 17  ページ: 7497-7506  発行年: 2012年05月02日 
JST資料番号: C0254A  ISSN: 0002-7863  CODEN: JACSAT  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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4-(1-ピレニル)-2,2′-ビピリジン(L1)および4-(p-(1-ピレニル)フェニル)-2,2′-ビピリジン(L2)を合成し,これを配位子とする[(dcbH2)Ru(L1)]Cl2錯体(A)および[(dcb)Ru(L2)]Cl2錯体(B)を合成した。紫外可視吸収スペクトル,ルミネセンスにおよぼす酸素共存/非共存の影響を検討した。3MLCTのエネルギー準位がpH依存性であるのに対し,ピレン三重項エネルギー準位はpHに依存しないことを見出した。高pHで3MLCTのエネルギー準位はピレン三重項より上にあり,蛍光寿命が増大した。ナノ秒およびフェムト秒過渡吸収による励起状態動力学から,溶解酸素による励起状態消光が励起寿命と同じpH依存性を示すことを確かめた。バイオ酸素センサへの応用を示唆した。
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分類 (3件):
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白金族元素の錯体  ,  光化学一般  ,  分子の電子構造 
物質索引 (3件):
物質索引
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