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J-GLOBAL ID：201202206227128440   整理番号：12A1325302

地域に合った木質バイオマスの有効利用法-根室地方別海町の取組-

著者 (1件)： 酒井明香 (北海道総合研究機構 林試)
資料名： 北方林業  (Northern Forestry, Japan)
巻： 64  号： 4  ページ： 97-100  発行年： 2012年04月01日 
JST資料番号： Y0115A  ISSN： 0388-8045  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： バイオマス使用量が年間数万~数十万トンというスケールで有効利用を模索している,別海町の取組みを紹介した。地域での需要を優先し,カラマツ小径木をおが粉に加工し,敷料として酪農家へ販売している。また,林地残材をチップ化し,駆除ヒトデや魚かすといった海のバイオマスや家畜糞尿と混ぜて発酵・熟成させ商品化,有機質肥料として販売している。町内の温泉施設では薪ボイラーを利用,重油ボイラーより低コストで維持可能とした。薪は労働負担が大きいが,新たな雇用を生むというプラス評価もできるといえる。

シソーラス用語： *バイオマス ,  *木質材料 ,  ペレット ,  再生資源 ,  おが屑 ,  廃材 ,  魚粉 ,  有機質肥料 ,  北海道 ,  家畜糞尿 ,  カラマツ ,  小径木 ,  敷料 ,  *木質バイオマス
準シソーラス用語： おが粉 ,  魚かす ,  木質バイオマスペレット ,  林地残材

分類 (2件)： 木質材料の製造・加工一般  (FF05031B) ,  樹皮,その他の林産物  (FF05050G)

引用文献 (3件)：

• 1)総務省行政評価局(2011)バイオマスの利活用に関する政策評価:p43-89
• 2)堀江秀夫(2001)北海道における家畜敷料の需給予測北海道立林産試験場報Vol.15 No. 5:plO-20
• 3)農林水産省(2010)バイオマス活用推進会議資料・主なバイオマス発生量と現在の利用率

タイトルに関連する用語 (5件)： 地域 ,  木質バイオマス ,  有効利用 ,  根室 ,  地方