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J-GLOBAL ID：201202206245247413   整理番号：12A1588525

複合後スパイク停止の延長は瞬目条件付けを速める

Prolonging the postcomplex spike pause speeds eyeblink conditioning

著者 (7件)： MAIZ Jaione (Univ. California, CA) ,  KARAKOSSIAN Movses H. (Univ. California, CA) ,  PAKAPROT Narawut (Univ. Southern California, CA) ,  PAKAPROT Narawut (Mahidol Univ., Bangkok, THA) ,  ROBLETO Karla (Univ. Southern California, CA) ,  THOMPSON Richard F. (Univ. Southern California, CA) ,  OTIS Thomas S. (Univ. California, CA)
資料名： Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America  (Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America)
巻： 109  号： 41  ページ： 16726-16730  発行年： 2012年10月09日 
JST資料番号： D0387A  ISSN： 0027-8424  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 小脳における連想運動記憶の形成に少なくとも2つの部位,小脳皮質と深部小脳核の回路機能の変化が関与すると考えられている。今回,Purkinjeニューロン(PN)における登上線維(CF)の役割を検討した。マウス小脳スライス標本を用い,GABA_A受容体拮抗剤ピクロトキシン存在下の単一PNから細胞外記録した。CFの刺激(0.125Hz)は,スパイク発火中に一過性の複合スパイク(群発スパイク)とその後の停止(CxSp後停止)を誘発した。1-EBIO(カルシウム活性化Kチャンネル機能調節剤)とZD7288(過分極活性化カチオンチャンネル阻害剤)はこのCxSp後停止を延長した。ラットを用い,瞬目条件付けに対する両薬物の作用を検討した。瞬目訓練中の両薬物のラット小脳注入は条件付け瞬目の急速獲得を示した。本結果は,深部小脳核への学習関連情報の伝達にCxSp後停止の重要な役割を支持した。

シソーラス用語： スパイク電位 ,  *生体反射 ,  条件付け ,  Purkinje細胞 ,  ニューロン ,  神経線維 ,  *学習 ,  GABAA受容体 ,  GABA拮抗薬 ,  カリウムチャンネル ,  *小脳 ,  小脳核 ,  マウス ,  ラット ,  発火【生理】 ,  脂環式化合物 ,  ラクトン ,  オレフィン化合物 ,  架橋化合物 ,  ジオール
準シソーラス用語： GABA-A受容体拮抗薬 ,  カルシウム活性化カリウムチャンネル ,  *瞬目 ,  登上線維 ,  *連合学習

分類 (1件)： 中枢神経系  (EJ12030F)

物質索引 (3件)： 1-EBIO ,  ZD-7288 ,  ピクロトキシン

タイトルに関連する用語 (3件)： スパイク ,  瞬目 ,  条件付け