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J-GLOBAL ID:201202206257927096   整理番号:12A0540333

硫酸塩溶液からコバルト(II)およびニッケル(II)の分離に対し抽出剤としてn-オクチル(フェニル)ホスフィン酸(OPPA)の評価

Evaluation of n-octyl(phenyl)phosphinic acid (OPPA) as an extractant for separation of cobalt(II) and nickel(II) from sulphate solutions
著者 (5件):
資料名:
巻: 89  ページ: 66-70  発行年: 2012年03月22日 
JST資料番号: T0428B  ISSN: 1383-5866  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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硫酸塩溶液から二価コバルトおよびニッケルの溶媒抽出分離を,n-ドデカンに溶解のOPPAを用いて研究し,コバルトおよびニッケルの分離に対し最適条件を確定した。両金属イオンの抽出は,平衡pHが大になるにつれて増すことが観察された。コバルトは全pH範囲においてニッケル以上に優先して抽出されたが,ΔpH0.5値1.8は,両金属イオンのお互いからの分離の可能性を示している。コバルトのほぼ完全な抽出はpH4.5にて観察されたが,そこでの分離係数(β=DCo/DNi)は約1400であり,このpH以上ではニッケルの共抽出が増え,分離係数の低下が観察された。抽出される化学種の組成は,logD対log[OPPA]2およびlogD対平衡pHのプロットの勾配分析により測定されるが,これは,両金属イオンに対し化学種MA2(HA)2の形成を示した。抽出定数Kexの温度依存研究からは,この抽出が,都合の悪いエントロピーにて誘導されるエンタルピーであることが分かった。OPPA/ドデカンを,使用済みアンモニア分解触媒浸出溶液の溶媒抽出プロセス時に得られる抽残液からの,コバルト/ニッケル分離に対し使用した。O/A1.0の向流抽出にて1.0MのOPPA/ドデカンが,ニッケルからコバルトの分離に対し効率的に使用される,ことが分かった。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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