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J-GLOBAL ID:201202206267331027   整理番号:12A1187620

バナジウムドープLiNbO3の構造と強磁性

Structure and ferromagnetism in vanadium-doped LiNbO3
著者 (6件):
資料名:
巻: 112  号:ページ: 033913-033913-6  発行年: 2012年08月01日 
JST資料番号: C0266A  ISSN: 0021-8979  CODEN: JAPIAU  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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LiNbO3(LN)へのドーピングとその磁性の研究は,スピントロニクスの分野で応用の可能性をもつ希釈磁性半導体を作製する新しい方法を与える可能性がある。イオンビーム注入により室温で強磁性の1~3at.%のV量をもつVドープLNを作製した。試料は,2at.%Vドーピング濃度で3.82μB/Vの最大原子磁気モーメントを示した。構造評価と第一原理計算から,その磁性は,Vドーパントまわりの酸素空孔から生じている可能性が最も高いことが示された。X線吸収端近傍分光は,V原子が主にLN格子のNb原子を置換し,Vは大きく歪んではいるが八面体配位をもつことを明らかにした。それはまた,酸素空孔がドープしたV原子の第3殻に存在することを示した。第一原理計算の助けを借りて,この系の電子構造を作成し,酸素空孔が磁性を変える上で重要な役割を演じていることを明らかにした。これらのO空孔は,Vドーパントの磁気モーメントを自由にし,長距離のスピン結合を増すのであろう。二つのO空孔は4μBの原子磁気モーメントをもつと予測されたが,これは磁気測定の結果と一致した。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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酸化物結晶の磁性 
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