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J-GLOBAL ID：201202206303198720   整理番号：12A0653000

バリウム金雲母ガラスセラミックスの劣化した脆性雲母構造の決定

Depleted brittle mica structure determination in Ba-phlogopite glass-ceramics

著者 (4件)： BROADY S. (Univ. of Leeds, Dep. of Oral Biology, Leeds Dental Inst., Clarendon Way, LS2 9LU, Leeds, GBR) ,  WOOD D. J. (Univ. of Leeds, Dep. of Oral Biology, Leeds Dental Inst., Clarendon Way, LS2 9LU, Leeds, GBR) ,  KILCOYNE S. H. (Univ. of Huddersfield, School of Applied Sciences, HD1 3DH, Huddersfield, GBR) ,  BUBB N. L. (Univ. of Leeds, Dep. of Oral Biology, Leeds Dental Inst., Clarendon Way, LS2 9LU, Leeds, GBR)
資料名： Journal of Materials Science  (Journal of Materials Science)
巻： 47  号： 13  ページ： 5298-5307  発行年： 2012年07月 
JST資料番号： B0722A  ISSN： 0022-2461  CODEN： JMTSAS  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究では,歯科に於いてコンピュータ支援設計とコンピュータ支援製造での応用が期待されるバリウム金雲母ガラスセラミックス中のバルク雲母相について初めて詳細に調べ,特性評価した。走査型電子顕微鏡を粉末X線回折(XRD),走査型電子顕微鏡,エネルギー分散型分光,電子線マイクロプローブ分析(EMPA),単結晶XRD及びモンテカルロ方法を含む多くの分析法を用いて,雲母相組成と結晶構造を決定した。その結果,tri八面体層間欠損脆性雲母で,理想式がBa_2/3Mg₃(Si_8/3Al_4/3)O₁₀F₂の新しい系であった。Si/Al陽イオン秩序のモンテカルロシミュレーションから,(Si_8/3Al_4/3)四面体組成は特異で,初めに仮定した雲母相Ba_0.5Mg₃(Si₃AlO₁₀)F₂よりもエネルギー的に好ましい。このため一般的な雲母組成X_0.5Mg₃(Si₃Al)O₁₀F₂(X:2価の層間陽イオン)は脆性雲母ガラスセラミックスには析出しない。Copyright 2012 Springer Science+Business Media, LLC Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *金雲母 ,  *バリウム化合物 ,  *ガラスセラミック ,  *歯科用材料 ,  *相組成 ,  *結晶構造 ,  脆性 ,  CAD【計算機】 ,  CAM【生産】
準シソーラス用語： CAD/CAM ,  歯科材料

分類 (3件)： 歯科材料  (GT06000B) ,  ガラスの製造  (YC02020O) ,  その他の無機化合物の結晶構造  (BK07030J)

タイトルに関連する用語 (5件)： バリウム ,  金雲母 ,  ガラスセラミックス ,  脆性 ,  雲母