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J-GLOBAL ID:201202206347572858   整理番号:11A1959125

Cr8Mo2SiV鋼の2次硬化機構に関する研究

STUDY ON SECONDARY HARDENING MECHANISM OF Cr8Mo2SiV STEEL
著者 (5件):
資料名:
巻: 46  号: 10  ページ: 1181-1185  発行年: 2010年 
JST資料番号: B0626A  ISSN: 0412-1961  CODEN: CHSPA4  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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近年,Cr8Mo2SiV鋼のようなCr8タイプ冷間加工ダイス鋼は高強度と高靭性により広く使用されており,これらの鋼材には明白な2次硬化効果がある。これらのダイス鋼の2次硬化機構が残留オーステナイトと炭化物析出の組合せから生じることは広く報告されている。しかしながら,Cr8Mo2SiV鋼の2次硬化に関しては些かな注意しか払われていない。本論文では,Cr8Mo2SiV鋼の2次硬化機構を研究するために,Cr8Mo2SiV鋼の硬度,残留オーステナイト,および析出物をSEM,EDS,TEM,およびXRD分析を用いて調べた。試験結果から,1030°Cで焼き入れしたCr8Mo2SiV鋼の2次硬化ピーク温度が520°Cであることがわかった。深低温処理は残留オーステナイト濃度を観察可能な程低下させ,その結果,2次硬化ピーク前に焼戻硬度を増加し,2次硬化ピーク温度は約20°C低い温度に移動する520°Cで焼戻ししたときには,均熱時間の増加に伴いCr8Mo2SiV鋼の焼戻硬度は直線的に低下する。Cr8Mo2SiV鋼の2次硬化機構は,残留オーステナイトの変態とMo2C析出の初期段階の組合せであり,残留オーステナイトの変態の役割がより大きい。Mo2C-炭化物析出の初期段階は[Mo-C]偏析群によって形成されたG.P.ゾーンであるらしい。焼戻し時間を長くするとMo2Cが析出し,それは分散して均一に分布した。
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組織的硬化現象 
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