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J-GLOBAL ID：201202206367892441   整理番号：12A1078541

ハイブリッドシステムモデル用のボンドグラフベースの故障検知と分離

Bond-graph-based fault detection and isolation for hybrid system models

著者 (1件)： BORUTZKY Wolfgang (Bonn-Rhein-Sieg Univ. Applied Sci., DEU)
資料名： Proceedings of the Institution of Mechanical Engineers. Part I. Journal of Systems and Control Engineering  (Proceedings of the Institution of Mechanical Engineers. Part I. Journal of Systems and Control Engineering)
巻： 226  号： 6  ページ： 742-760  発行年： 2012年07月 
JST資料番号： W1571A  ISSN： 0959-6518  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 瞬時の状態移行の抽象化が適用される場合について,本論文では,ハイブリッド(連続時間状態変化と離散事象を含む)モデルの単一時間不変因果関係ボンドグラフ表示から工学システムにおける故障検知,分離を開始できる提案を行った。そのため,本論文では,ON抵抗を表す固定コンダクタンス因果関係において,ブール変数と抵抗によって制御されるMTF(Modulated Transformer)の方法でスイッチングデバイスをモデル化できる,旧来から知られているスイッチングデバイスのモデル提案をとりあげた。このようにして開発されたハイブリッドシステムモデルのボンドグラフはシミュレーション目的に使用されてきた。本論文では,この方法が,ハイブリッドモデルのボンドグラフベースの定量的故障検知分離に対するアプローチとして構成が良好であることを示した。利点は標準の順時因果関係割当手順が修正無しで使えることである。提案するアプローチの有用性を,パワーエレクトロニクスで広く使用されている標準スイッチング回路に適用し,またある故障シナリオのシミュレーションによって,2つの事例を示した。プログラムScilabで得られた解析的に検証されたシミュレーション結果によってこのアプローチについて確信が得られた。

シソーラス用語： *ボンドグラフ ,  *故障検出 ,  フォールトトレランス ,  因果律 ,  電気故障 ,  *パワーエレクトロニクス
準シソーラス用語： 因果関係 ,  故障検知 ,  故障分離 ,  状態推移故障

分類 (2件)： 固体デバイス計測・試験・信頼性  (NC03040G) ,  信頼性  (KB04040H)

タイトルに関連する用語 (3件)： システムモデル ,  ボンドグラフ ,  故障検知