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J-GLOBAL ID：201202206389640411   整理番号：12A0689903

脂質ナノ粒子のエアロゾル合成:結晶性とシミュレートされた蒸発速度との関連

Aerosol Synthesis of Lipid Nanoparticles: Relating Crystallinity to Simulated Evaporation Rates

著者 (4件)： SHETTY Manish (Indian Inst. of Technol. Bombay, Maharashtra, IND) ,  PAWAR Amol A. (Indian Inst. of Technol. Bombay, Maharashtra, IND) ,  MEHRA Anurag (Indian Inst. of Technol. Bombay, Maharashtra, IND) ,  VENKATARAMAN Chandra (Indian Inst. of Technol. Bombay, Maharashtra, IND)
資料名： Aerosol Science and Technology  (Aerosol Science and Technology)
巻： 46  号： 5  ページ： 569-575  発行年： 2012年05月 
JST資料番号： H0030B  ISSN： 0278-6826  CODEN： ASTYDQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 最近,液滴フェーズのエアロゾル合成を用いてステアリン酸の脂質ナノ粒子を調製し,蒸気圧の異なる前駆体溶媒を用いて結晶化度を制御することがなされている。この研究では,得られる脂質ナノ粒子の結晶化度に及ぼす液滴蒸発中の溶媒蒸発速度と蒸発冷却間の関係を調べた。定常状態液滴モデルを開発して,サブミクロン液滴,すなわち有機溶媒中のステアリン酸の液滴の蒸発を調べた。このモデルでは溶質による溶媒の蒸気圧降下の機構,液滴集合と母体ガスとの間の熱及び物質移動,ケルビン(曲面)効果,非連続蒸気輸送効果,及び濃度変化に伴う溶媒と溶質の活量係数の変化を含めた。その結果,蒸発速度の増加は測定された結晶化度の減少と相関することが示された。また,蒸発速度の増加は蒸発冷却の増加と液滴の大きな温度低下をもたらした。蒸発速度と液滴温度のモデル値は主に前駆体溶媒の蒸気圧と蒸発エンタルピーに依存する。

シソーラス用語： *脂質 ,  *ナノ粒子 ,  合成 ,  結晶度 ,  蒸発速度 ,  液滴 ,  蒸気圧 ,  溶媒 ,  蒸発冷却 ,  微粒子 ,  物質移動 ,  係数 ,  *ドラッグデリバリーシステム ,  脂肪酸
準シソーラス用語： エアロゾル合成 ,  サブミクロン粒子 ,  活量係数 ,  蒸気圧降下

分類 (4件)： エーロゾル  (CB11030Y) ,  エーロゾル剤  (GY02060C) ,  化学熱力学・熱化学一般  (CB02010E) ,  化学熱力学(混合系)一般  (CB02031R)

物質索引 (1件)： ステアリン酸

タイトルに関連する用語 (4件)： 脂質ナノ粒子 ,  エアロゾル ,  結晶性 ,  蒸発速度