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J-GLOBAL ID:201202206397170203   整理番号:12A1515649

酸化鉄鉱物を吸着剤として用いる吸着による水からのヒ素の除去: レビュー

ARSENIC REMOVAL FROM WATER BY ADSORPTION USING IRON OXIDE MINERALS AS ADSORBENTS: A REVIEW
著者 (3件):
資料名:
巻: 33  号: 1/6  ページ: 301-315  発行年: 2012年01月 
JST資料番号: D0761B  ISSN: 0882-7508  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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このレビューでは水からのヒ素の除去のための吸着剤として酸化鉄鉱物を用いた吸着工程に重点を置いて述べた。酸化鉄鉱物(針鉄鉱,赤鉄鉱,菱鉄鉱,褐鉄鉱,フェリハイドライト,磁鉄鉱など)は汚染水からヒ素を除去するための低コストで,優れたヒ素吸着特性を示す吸着剤である。水中のヒ素の特性およびその毒性,汚染水からのヒ素除去のための吸着工程などについて述べた。水中の酸化鉄鉱物へのヒ素種の吸着の機構は,主に鉱物上での二核架橋錯体Fe-O-AsO(OH)-O-Feの形成による化学吸着に帰すことができ,さらに静電的吸収およびヒ素種と鉱物上の水酸化鉄との間の表面錯体形成も寄与する。鉄酸化物鉱物のなかでは合成針鉄鉱が最も大きな吸着容量を示し,それは大きな比表面積に帰すことができると考えられる。合成針鉄鉱の欠点は他の天然酸化鉄鉱物と比較して操業コストが高いことである。
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
下水,廃水の物理的処理  ,  各種物理的手法 

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