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J-GLOBAL ID：201202206411978367   整理番号：12A1371819

ビーズミルによるカーボンナノチューブの分散性の評価

Dispersibility Evaluation of Carbon Nanotubes Using Bead Mill

著者 (2件)： ISHII Toshihiro (Ashizawa Finetech Ltd., Chiba, JPN) ,  HASHIMOTO Kazuaki (Chiba Inst. of Technol., Chiba, JPN)
資料名： 色材協会誌  (Journal of the Japan Society of Colour Material)
巻： 85  号： 9  ページ： 357-364  発行年： 2012年09月20日 
JST資料番号： F0174A  ISSN： 0010-180X  CODEN： SKYOAO  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： カーボンナノチューブ(CNT)は,軽量・高強度・導電性・熱伝導・電子放出特性などに優れているといわれているが,特性は溶媒に分散して発現させるのが一般的である。しかし,CNTは凝集力が強く,容易に分散できない。本報では,CNTを機械的処理で溶媒中へ分散させる装置であるビーズミルと超音波ホモジナイザーを使用し,マルチウォールナノチューブ(MWCNT)の分散を行った。ビーズミルでの分散効率を評価するため,運転条件の違いによる分散時間や投入動力量と分散により得られたMWCNTのメディアン径との関係を調べた。この結果,運転条件でMWCNTの分散効率が変化することがわかった。さらに,投入動力量を用いることでビーズ径が分散効率に与える影響が大きいことを明らかにした。また,ビーズミルと超音波ホモジナイザーの比較では,MWCNTの初期の凝集体の形状や硬さなどの特性が分散効率に影響することがわかった。(著者抄録)

シソーラス用語： *カーボンナノチューブ ,  *分散度 ,  *ミル ,  ホモジナイザ ,  超音波照射
準シソーラス用語： *ビーズミル

分類 (1件)： コロイド化学一般  (CB11010C)

引用文献 (11件)：

• 1) H. Motai: Nano Tech Weekly, 1260, 14 (2006).
• 2) Nikkiso Co., Ltd.: Polyfile, 45 (9), 44 (2008).
• 3) Japanese Patent Publication 2003-238126.
• 4) T. Hashimoto: Collection of the Main Purport of Announcement Lectures on Studies Related to Colour Materials, Vol.2008, 24 (2008).
• 5) Japan Patent 3815451.

タイトルに関連する用語 (4件)： ビーズミル ,  カーボンナノチューブ ,  分散性 ,  評価