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J-GLOBAL ID：201202206437755560   整理番号：12A0368804

磁場下での無電解めっきによるコバルトナノ粒子およびナノワイヤの形成に及ぼすニッケル合金化の影響

Nickel Alloying Effect on Formation of Cobalt Nanoparticles and Nanowires via Electroless Deposition under a Magnetic Field

著者 (3件)： KAWAMORI Makoto (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  YAGI Shunsuke (Osaka Prefecture Univ., Osaka, JPN) ,  MATSUBARA Eiichiro (Kyoto Univ., Kyoto, JPN)
資料名： Journal of the Electrochemical Society  (Journal of the Electrochemical Society)
巻： 159  号： 2  ページ： E37-E44  発行年： 2012年 
JST資料番号： C0285A  ISSN： 1945-7111  CODEN： JESOAN  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究で,無電解めっきによるCo-Ni粒子およびワイヤの形成を電気化学的に検討した。Ni(II)添加によるより小さな粒子およびより薄いワイヤの形成を,ヒドラジンの酸化反応および金属イオンの還元反応におけるコバルトおよびニッケル間の異なる電極挙動で説明した。両反応の触媒活性はコバルトよりもニッケルで非常に低かったが,これにより,ニッケル粒子の成長速度がコバルトよりも低いことが分かった。沈着したニッケルはCo-Ni粒子の成長を抑制した。また,Co-Ni合金粒子で観察された小さな組成勾配を,コバルトおよびニッケルの異なる沈着速度で説明した。沈着速度だけでなく粒子の磁化は磁場下で形成したワイヤの形態に強く影響を与えた。例えば,磁化が比較的弱い平滑ワイヤ(ニッケルなど)の製作において,より低い沈着速度を必要とした。

シソーラス用語： *無電解めっき ,  磁場効果 ,  *コバルト化合物 ,  コバルト合金 ,  *ニッケル化合物 ,  ニッケル含有合金 ,  *二元合金 ,  ナノ粒子 ,  ナノワイヤ ,  *ナノ構造 ,  ヒドラジン ,  酸化 ,  金属イオン ,  反応 ,  電極 ,  電気化学反応 ,  触媒活性 ,  成長速度 ,  沈着 ,  堆積速度 ,  磁化 ,  エネルギー分散蛍光X線分析 ,  X線回折 ,  サイクリックボルタンメトリー
準シソーラス用語： 還元反応 ,  金属電極 ,  酸化反応 ,  蒸着速度

分類 (3件)： 無電解めっき  (WC08024S) ,  電気化学反応  (CB07050F) ,  その他の触媒  (CB06123Z)

タイトルに関連する用語 (6件)： 磁場 ,  無電解めっき ,  コバルトナノ粒子 ,  ナノワイヤ ,  ニッケル ,  合金化