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J-GLOBAL ID:201202206445734521   整理番号:12A0724269

ビスフェノールAとフタル酸エステル代謝物の循環濃度と高齢者の冠状動脈リスクとの間の関連

Associations between circulating levels of bisphenol A and phthalate metabolites and coronary risk in the elderly
著者 (3件):
資料名:
巻: 80  ページ: 179-183  発行年: 2012年06月01日 
JST資料番号: A0825B  ISSN: 0147-6513  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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これまでの研究はエストロゲン様活性を持つ様々な化学物質と循環器疾患との関連を指摘している。プラスチック添加物ビスフェノールA(BPA)及びフタル酸エステルは遍在することからほとんどすべてのタイプのヒト分析サンプルで検出されている。本研究の目的はBPAの循環濃度及び/もしくは4つの選択したフタル酸エステルの代謝物が高齢集団における心臓発作リスクと関連するかを調べた。Uppsala成人血管予測試験(PIVUS)においては,70歳の1016人の被験者におけるFraminghamリスクスコア(FRS)とBPA及び4種のフタル酸エステル代謝物,フタル酸モノイソブチル(MiBP),フタル酸モノメチル(MMP),フタル酸モノエチル(MEP)及びフタル酸モノ(2-エチルヘキシル) (MEHP)の循環血清濃度を合わせ心臓発作リスクを評価した。化合物をひとつひとつ調べると,BPA,MEHP及びMMPはLDL(低比重リポ蛋白質)-コレステロールに,MEHPはHDL(高比重リポ蛋白質)-コレステロールに,MEPは最低血圧に及びMiBPは空腹時グルコース濃度に相関した。Bonferroni補正後,LDL-コレステロールに対するMMP(p<0.0001),最低血圧に対するMEP(p<0.0002)及び空腹時グルコース濃度に対するMiBP(p<0.0001)の相関のみが有意であった。MMPはFRSと相関したが(p=0.02),Bonferroni補正後この相関は有意でなくなった。結果的に,MMPとLDL-コレステロール,MEPと最低血圧及びMiBPと空腹時グルコース濃度の間に相関を認めた。この高齢集団においてはFRSとBPAもしくは4つのどのフタル酸エステル代謝物とも強い相関を見出さなかった。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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人間に対する影響  ,  その他の汚染原因物質  ,  循環系の疾患 
物質索引 (1件):
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