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J-GLOBAL ID：201202206472605970   整理番号：12A0811107

凍結融解サイクルを受ける人工セメント系複合材料の自己治癒

Autogenous self-healing of engineered cementitious composites under freeze-thaw cycles

著者 (3件)： ZHU Yu (School of Civil Engineering, Harbin Inst. of Technol., Harbin 150001, CHN) ,  YANG Yingzi (School of Civil Engineering, Harbin Inst. of Technol., Harbin 150001, CHN) ,  YAO Yan (School of Civil Engineering, Harbin Inst. of Technol., Harbin 150001, CHN)
資料名： Construction and Building Materials  (Construction and Building Materials)
巻： 34  ページ： 522-530  発行年： 2012年09月 
JST資料番号： T0560A  ISSN： 0950-0618  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本論文では,2種類の凍結融解(FT)サイクル(水及び融氷塩凍結融解)を受ける,人工セメント系複合材料(ECC)の自己治癒を研究した。FTサイクル後事前載荷したECCにおける自己治癒度を評価するため,0.5~3.0%に変化する各種事前載荷歪レベルをもつ自己治癒ECCについて,直接引張試験,収着試験及び超音波試験を実施した。実験の結果,ECCの自己治癒は主に,事前載荷したECCの最大亀裂幅と緊密な関係をもつ,事前載荷歪レベルに依存することが分かった。事前歪レベルが高いほど,自己治癒度は低かった。事前載荷歪レベルが1.5%未満のECCに関しては,自己治癒ECCの移動特性が,損傷のないバージンECCの場合と同様回復可能である。しかし,水中凍結融解サイクルにおけるECCの自己治癒度は,融氷塩凍結融解サイクルにおける場合より高い。XRD分析によると,白色自己治癒亀裂の化学組成は,炭酸カルシウム及び水酸化カルシウムである。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *複合材料 ,  *凍結融解 ,  治癒 ,  引張試験 ,  収着 ,  超音波検査 ,  プレストレス ,  亀裂幅 ,  物質移動 ,  損傷 ,  凍結防止剤 ,  X線回折分析 ,  化学組成 ,  炭酸カルシウム ,  水酸化カルシウム ,  亀裂 ,  超音波速度 ,  引張 ,  応力歪特性 ,  亀裂伝搬
準シソーラス用語： セメント系複合材料 ,  自己治癒 ,  融雪剤

分類 (1件)： モルタル,コンクリート  (RA06042H)

タイトルに関連する用語 (4件)： 凍結融解サイクル ,  人工 ,  セメント系複合材料 ,  自己治癒