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J-GLOBAL ID:201202206510843562   整理番号:12A0739655

発色性カリックス[4]アレーン誘導体及びレーザインターフェロメトリック光熱検出器を用いたフローインジェクション分析によるナトリウムイオンの超高感度抽出光度定量

Ultra-High-Sensitive Extraction-Photometric Determination of Sodium Ion Using Flow Injection Analysis with a Chromogenic Calix[4]arene Derivative and a Laser Interferometric Photothermal Detector
著者 (6件):
資料名:
巻: 84  号:ページ: 3710-3715  発行年: 2012年04月17日 
JST資料番号: A0395A  ISSN: 0003-2700  CODEN: ANCHAM  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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Na+が自然界における最も豊富なイオンであるとともに,発電所供給水及び冷却水の分析における重要な検出項目のひとつである。すでに,この金属イオンを検出するために原子吸光分析法,誘導結合プラズマ質量分析法,誘導結合プラズマ原子発光分光法などが開発されているが,それらの方法は通常,複雑であり,時間を要する。本研究ではこの課題に対処する目的で,プロトン解離発色性カリックス[4]アレーン誘導体とレーザインターフェロメトリック光熱検出器を用いたナノモルレベルのNa+の抽出-測光フローインジェクション分析法を開発した。抽出-分光測光試薬としてジニトロフェノール部位を有するプロトン解離発色性カリックス[4]アレーン誘導体を用い,Na+を高感度定量するため,レーザインターフェロメトリック光熱検出器からなるフローインジェクション分析システムを構築した。発色性カリックス[4]アレーン誘導体はカリックス[4]アレーンのテトラエチルエステル誘導体とのカチオン錯体生成を反映するもので,Na+に対して優れた抽出性を示した。この方法によってナノモルレベルにおけるNa+イオン濃度のキャリブレーション曲線を得ることができることから,ここに提案したフローインジェクション分析システムは発電所の供給水及び冷却水のような非常に希薄な試料中のNa+の高感度定量に有望な方法であると考察した。
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
無機化合物一般及び元素  ,  分光分析 

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