文献
J-GLOBAL ID:201202206585221451   整理番号:12A1095403

銀ゾルのクエン酸塩/ホウ水素化物による合成時の銀ナノ粒子生成過程に及ぼす酸素影響

Influence of oxygen on the process of formation of silver nanoparticles during citrate/borohydride synthesis of silver sols
著者 (2件):
資料名:
巻: 410  ページ: 45-51  発行年: 2012年09月20日 
JST資料番号: A0539B  ISSN: 0927-7757  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
本研究では,室温,クエン酸ナトリウム(Na3Cit)存在下,水素化ホウ素ナトリウムによる硝酸銀還元時の銀ナノ粒子生成過程に及ぼす酸素影響を調べた。AgNO3とNa3Cit溶液へ少量水素化ホウ素ナトリウム(AgNO3 1μmol当りNaBH4 0.02μmol)を添加時,「空気下」で生じた銀ナノ粒子は,嫌気性条件下で生じたAgナノ粒子より約5倍大きかった。反応混合液への水素化ホウ素ナトリウムの更なる添加は「空気下」で「大きな」ナノ粒子の平均サイズ減少,また嫌気性条件で生じるナノ粒子サイズ増加を導いた。認めた現象(まさに初期段階のAg+還元で生成した小銀クラスタの酸素による逆酸化や,水素化ホウ素ナトリウム存在下の大きな粒子の可能なフラグメンテーションと関わる)の説明を提案した。Ag+カチオンが,室温下,水素化ホウ素ナトリウムにより還元される時に,銀クラスタの安定剤が反応混合物中に存在すると,安定な銀ゾルのみが生成した。安定剤としてのこの寄与で用いたクエン酸で,クエン酸イオン濃度が約0.5~5μM範囲の時,室温下のBH4-によるAg+還元中に,最も安定な銀が生成することを示した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
無機化合物一般及び元素  ,  コロイド化学一般  ,  塩  ,  脂肪族カルボン酸・ペルオキシカルボン酸・チオカルボン酸 
物質索引 (1件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです

前のページに戻る