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J-GLOBAL ID:201202206589388806   整理番号:12A0098831

ミトコンドリアカルパイン10は酸化的傷害後Lonプロテアーゼによって分解される

Mitochondrial calpain 10 is degraded by Lon protease after oxidant injury
著者 (3件):
資料名:
巻: 517  号:ページ: 144-152  発行年: 2012年01月15日 
JST資料番号: B0023A  ISSN: 0003-9861  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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カルパイン10は遍在的に発現され,4つのミトコンドリアマトリックスプロテアーゼのうちの1つである。ミトコンドリアカルパイン10の過剰発現あるいはノックダウンが細胞死を生じることを明らかにし,ミトコンドリアカルパイン10が生存能に要求されることを示した。このように,単離ミトコンドリアマトリックス,ミトコンドリアおよび近位尿細管細胞(RPTC)における対照および毒性条件下でのカルパイン10分解を検討した。単離腎皮質ミトコンドリアおよびミトコンドリアマトリックスを用いると,カルパイン10は37°Cで迅速な分解を行い,これはLon阻害剤で遮断されたが,カルパインあるいはプロテアソーム阻害剤ではされなかった。外因性Ca2+添加,Ca2+キレート化あるいは外因性ATP添加は,カルパイン10分解に影響を有さず,酸化剤tert-ブチルヒドロペルオキシド(TBHP)あるいはH2O2は分解速度を増加した。RPTCを用いると,ミトコンドリアおよびサイトゾルカルパイン10はMG132(Lon/プロテアソーム阻害剤)存在下増加したが,エポキソミシン(プロテアソーム阻害剤)存在下でサイトゾルカルパイン10のみが増加した。さらに,TBHPとH2O2は,ミトコンドリアカルパイン10を酸化し,ミトコンドリアカルパイン10を減少したが,サイトゾルカルパイン10はせず,MG132での前処置はカルパイン10のTBHP誘導分解を遮断した。要約すると,ミトコンドリアカルパイン10は,基底条件下Lonプロテアーゼで選択的に分解されて,酸化条件下で増強され,サイトゾルカルパイン10はプロテアソームで分解された。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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生物学的機能  ,  腎臓 
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