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J-GLOBAL ID:201202206629712873   整理番号:12A0569359

官能基化多層カーボンナノチューブで強化されたポリ(L-乳酸)の高い機械効果とフォトルミネッセンス効果

Enhanced mechanical and photoluminescence effect of poly(l-lactide) reinforced with functionalized multiwalled carbon nanotubes
著者 (4件):
資料名:
巻: 68  号:ページ: 1747-1763  発行年: 2012年04月 
JST資料番号: H0465B  ISSN: 0170-0839  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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高負荷応用に対してポリ(L-乳酸)(PLLA)の不十分な機械的特性を克服するために,生体適合性で生分解性のポリ(L-乳酸)を官能基化多層カーボンナノチューブ(MWCNTs)により強化した。この目的でMWCNTsの潜在能力を充分に実現するためには,それらを重合体母材中に均一に分散させ,MWCNTs/重合体界面を通して有効に力を伝えなければならない。最初に,元のMWCNTs(pMWCNTs)を,Friedel-Craftsアシル化により官能基化し,pMWCNTsを切ったり,短くしたりすること無しにMWCNTsの側面に芳香族アミンを導入した(MWCNT-NH2)。次に,開始剤系としてオクタン酸スズを用いたL-乳酸オリゴマのその場開環重合により,MWCNT-NH2の側面にPLLA分子鎖をグラフト化した。Fourier変換赤外分光,およびX線光電子分光スペクトルにより,PLLA分子鎖がMWCNTs側面に強力にグラフト化したことが明らかになった。元のMWCNTsおよびPLLAがグラフト化したMWCNTs(MWCNT-g-PLLA)の表面モルホロジーを走査型電子顕微鏡,および透過型電子顕微鏡により解析した。様々な濃度のMWCNT-g-PLLAを含んで調製されたPLLA複合材料の引張試験結果は,複合材料中のMWCNT-g-PLLA濃度の上昇と共に,複合材料の引張強度および破断伸びのかなりの増加を示した。また,MWCNT-g-PLLAはPLLAのフォトルミネッセンス効果を上昇させ,PLLAのルミネッセンス領域を広げたことも認められた。Copyright 2012 Springer-Verlag Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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高分子担体・触媒反応 
タイトルに関連する用語 (5件):
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