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J-GLOBAL ID:201202206704121592   整理番号:12A1020476

脂質滴のプロテオミクス:細菌からヒトで保持されるオルガネラの構造,動力学と機能

The proteomics of lipid droplets: structure, dynamics, and functions of the organelle conserved from bacteria to humans
著者 (19件):
資料名:
巻: 53  号:ページ: 1245-1253  発行年: 2012年07月 
JST資料番号: H0071B  ISSN: 0022-2275  CODEN: JLPRA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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脂質滴は,脂質の貯留,輸送と代謝,シグナル伝達に関わり,また,代謝に特化した微小環境として機能する。今回,種々生物における脂質滴のプロテオミクス研究を概説し,細菌からヒトまでのこのオルガネラの構造蛋白質の類似性を検討した。脂質滴プロテオミクス研究では,哺乳動物細胞と組織,植物,昆虫,酵母,緑藻と細菌について紹介した。プロテオミクス研究は数百の蛋白質を同定し,多くの蛋白質は生化学的,画像処理的と機能的に明らかとなっている。脂質合成酵素,膜移動に関わる蛋白質,シグナル伝達蛋白質,蛋白質分解に関わる蛋白質等の例を示した。脂質滴の構造蛋白質は種により全く異なる。哺乳動物と昆虫で,優位な蛋白質はペリリピンファミリーメンバーで,他の生物はペリリピンを持たない。植物では,主要蛋白質はオレオシン,カレオシンとステロレオシンである。プロテオミクス研究はオルガネラの機能と多様性を明らかにしてきたが,更なる分析と実証が必要である。
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分類 (1件):
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