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J-GLOBAL ID:201202206717506000   整理番号:12A1032530

ラットの血液と脳脊髄液中のゾルミトリプタンの逆相HPLC-ESI-MS/MS分析による同時定量:in vivo前臨床薬物動態研究への応用

Quantitative determination of zolmitriptan in rat blood and cerebrospinal fluid by reversed phase HPLC-ESI-MS/MS analysis: Application to in vivo preclinical pharmacokinetic study
著者 (8件):
資料名:
巻: 901  ページ: 72-78  発行年: 2012年07月15日 
JST資料番号: W0571A  ISSN: 1570-0232  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ラットの血液と脳脊髄液(CSF)中の片頭痛薬ゾルミトリプタンの定量のための迅速HPLC-ESI-MS/MS法を開発して検証した。その後,in vivo前臨床研究に本法を適用した。本定量法を利用して静脈投与,又は経鼻投与後の2つのマトリックス中のゾルミトリプタンの薬物動態を調べた。ゾルミトリプタンの液-液抽出は,N6-シクロペンチルアデノシン(内部標準)の存在下でのラットの血液試料(100μL)から酢酸エチルを利用して行った。検量線用の標準品は,血液マトリックスを利用して作成し,同じ液-液抽出で処理した。CSF試料は,前処理過程を伴わずに,純水マトリックス中での外部キャリブレーシュン法を用いて分析した。クロマトグラフィーによる分離は,C18の充填カラム(100×2.0mm,2.5μm)とアセトニトリル,水,及びギ酸(0.1%,v/v)からなる移動相の勾配溶出を用いて行った。本HPLC-ESI-MS/MS法は,検量線から算出される水とラットの血液抽出物中のゾルミトリプタンの検出限界としてそれぞれ6.6と24.4ng/mLを与えた。検量線の直線性は,5μM(1.44μg/mL)の最大濃度まで設定され,すぐれた試験正確度が得られた。オスのSprague-Dawleyラットへのゾルミトリプタン(20μg)の静注が,10時間以内で9.4±0.7から1.24±0.07μg/mLまでの範囲の血液中の濃度を与え,終末半減期は3.4±0.2hであった。20μgの水懸液の経鼻投与は,6時間以内で2.92±0.21から0.85±0.07μg/mLまでの範囲の血液中の濃度を与えた。静脈投与,又は経鼻投与の1時間後,CSF中のその濃度は,それぞれ0.0539±0.0016と0.0453±0.0012μg/mLであった。新規の製剤によるその投与後のゾルミトリプタンの前臨床における薬物動態の調査,及び鼻から脳への薬物の送達の有効性の評価への本法の適合性を本研究が示した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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有機化合物の各種分析  ,  生物薬剤学(基礎) 
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