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J-GLOBAL ID:201202206758089368   整理番号:12A0957413

スフィンゴシンキナーゼによるセラミドとスフィンゴシン-1-リン酸との平衡の制御:酸化ストレスと細胞の生存と死のシーソー

The control of the balance between ceramide and sphingosine-1-phosphate by sphingosine kinase: Oxidative stress and the seesaw of cell survival and death
著者 (2件):
資料名:
巻: 163  号:ページ: 26-36  発行年: 2012年09月 
JST資料番号: A0956B  ISSN: 1096-4959  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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スフィンゴ脂質は,広範な生物学的プロセスにおいて重要な役割を演じるすべての真核細胞の成分である。セラミドとスフィンゴシン-1-リン酸(S1P)は,酵母,植物,脊椎動物,及び無脊椎動物を含む幅広い種において細胞運命決定を調節するシグナル伝達分子である。セラミドは老化やアポトーシスなどの抗増殖及び細胞死経路に有利に作用し,一方,S1Pは細胞増殖及び生存経路を促進する。これらの二つの相互転換できる脂質による細胞運命の制御は,スフィンゴ脂質可変抵抗器あるいはスフィンゴ脂質バイオスタットと呼ばれてきた。S1Pを合成する酵素であるスフィンゴシンキナーゼは,これらのスフィンゴ脂質の平衡の調節における重大な酵素である。スフィンゴシンキナーゼはストレスに対する細胞の応答において動的な役割を演じることが示されており,細胞増殖,アポトーシス,オートファジー及び老化の過程に影響を及ぼすさまざまなシグナル伝達経路を介して細胞運命の調節をもたらす。本レビューでは,これらのプロセスにおけるスフィンゴシンキナーゼシグナル伝達の役割,及びこれらの応答を仲介する機構を要約した。さらに,加齢の過程に対するスフィンゴシンキナーゼ仲介ストレス応答を縛る証拠を論じた。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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酵素一般  ,  細胞生理一般  ,  代謝一般 
物質索引 (1件):
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