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J-GLOBAL ID:201202206778366953   整理番号:12A0058311

局部的な表面強化を通してのダクタイル鉄における摩耗抵抗の改善

Improvement of ductile iron wear resistance through local surface reinforcement
著者 (8件):
資料名:
巻: 274-275  ページ: 267-273  発行年: 2012年01月27日 
JST資料番号: E0377A  ISSN: 0043-1648  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ダクタイル鉄(DI),すなわち球状黒鉛鋳鉄は,その低コストとの組合せのために,また,強度,靱性,疲れ耐性などの優れた組合せのために,広く用いられている一つの魅力的な第一鉄材料である。しかしながら,海洋部門,土工部門,採鉱部門などの適用において曝される厳しい使用状態の下では,DIの性能と信頼性は,その劣った摩耗抵抗のために,限定される。DIの摩耗抵抗は,種々の熱処理や表面工学技術などにおいて,それぞれ幾つかの限界や欠点を有しているが,これらの技術を通して改善され得る。最近では,OPTICAと呼ばれる新しい方法が紹介されている。その方法によって,ほかの特性とは妥協せずに,鋳ぐるみによる局部的な強化を通して,ダクタイル鉄の摩耗抵抗を改善できる。本調査の結果から,「ダクタイル鉄のトライボロジー特性を,局部的な表面強化によって大きく改善できる」ことを明らかにする。炭化物の形成を通して,硬質遷移,すなわち機能傾斜領域が,その鋳ぐるみの周りに形成され,次いで,その負荷を輸送し,同時に低摩擦を維持しながら,ダクタイル鉄の摩耗抵抗を改善する。しかしながら,強化ダクタイル鉄の摩耗抵抗を,適切なオーステンパーリングプロセスを用いて,更に改善できる。もし350°Cでのオーステンパーリングを施せば,ダクタイル鉄の摩耗抵抗は,参照のHadfield等級鋼に匹敵する特性,あるいは,更にそれ以上に優れた特性となるであろう。本論文では,強化,すなわち強化材料を,もしほかの方法の指定が無ければ,鋳造対象物に予め選定した領域において,局部的に合金化された材料と関係づける。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
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機械的性質  ,  金属系複合材料一般  ,  潤滑一般  ,  金属の機械的性質 
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