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J-GLOBAL ID：201202206786534741   整理番号：12A1229288

圧延AZ31合金の剪断バンドの展開に及ぼす集合組織の効果

Texture effects on development of shear bands in rolled AZ31 alloy

著者 (3件)： CHUN Y.b. (Nuclear Materials Div., Korea Atomic Energy Res. Inst., 1045 Daedeok-daero, Yuseong-gu, Daejeon 305-353, KOR) ,  DAVIES C.h.j. (ARC Centre of Excellence for Design in Light Metals, Monash Univ., Clayton, Victoria 3800, AUS) ,  DAVIES C.h.j. (Dep. of Mechanical and Aerospace Engineering, Monash Univ., Clayton, Victoria 3800, AUS)
資料名： Materials Science & Engineering. A. Structural Materials: Properties, Microstructure and Processing  (Materials Science & Engineering. A. Structural Materials: Properties, Microstructure and Processing)
巻： 556  ページ： 253-259  発行年： 2012年10月30日 
JST資料番号： D0589B  ISSN： 0921-5093  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究は,強集合組織を持つMg-3Al-1Zn合金の剪断バンド生成に及ぼす集合組織の効果を検討した。様々な集合組織を持つ板試料に様々な温度で厚み方向に10%圧下を加え,剪断バンド生成域内の微細組織,集合組織,および方位差分布を,光学顕微鏡,X線回折および電子後方散乱回折法で分析した。その結果,圧延前の集合組織が,剪断バンドの生成頻度,圧延方向に対する剪断バンドの傾斜角,および剪断バンド内結晶粒方位等の様々な剪断バンド特性に,大きな影響を及ぼす事がわかった。著者等は,圧延AZ31における剪断バンドは,幾何学的(集合組織)軟化の結果として比較的低歪みで起こると推定した。剪断バンドは従来の強固な基底集合組織を持つ板内に顕著に現れるのに対して,プリズム状<a>滑りに対する好ましい方位を持つ板では何ら剪断バンド生成の兆候は現れなかった。基底集合組織を持つ板内の剪断バンド傾斜角は約30°であり,一方基底<a>滑りまたは引張双晶を持つ板内の剪断バンド傾斜角は約55°であった。剪断バンド領域では剪断バンド外領域よりも多くの歪みを受けるために,剪断バンド内結晶粒の著しい格子回転が起こり,基底面から外れた集合組織が生じる。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *マグネシウム合金 ,  *剪断帯 ,  圧延 ,  *集合組織 ,  アルミニウム含有合金 ,  亜鉛含有合金 ,  方向 ,  傾斜角 ,  塑性歪 ,  回転 ,  結晶方位 ,  変形双晶
準シソーラス用語： *AZ31 ,  圧延方向 ,  格子回転

分類 (2件)： 組織的硬化現象  (WB01020C) ,  圧延技術  (WC06030Z)

タイトルに関連する用語 (5件)： 圧延 ,  AZ31合金 ,  剪断バンド ,  展開 ,  集合組織