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J-GLOBAL ID：201202206794162322   整理番号：12A0345164

特異スペクトル解析に基づく新しい適応ラインエンハンサー

A New Adaptive Line Enhancer Based on Singular Spectrum Analysis

著者 (4件)： SANEI Saeid (Univ. Surrey, Guildford, GBR) ,  LEE Tracey K. M. (Singapore Polytechnic, Singapore) ,  LEE Tracey K. M. (Monash Univ., Selangor Darul Ehsan, MYS) ,  ABOLGHASEMI Vahid (Univ. Surrey, Guildford, GBR)
資料名： IEEE Transactions on Biomedical Engineering  (IEEE Transactions on Biomedical Engineering)
巻： 59  号： 2  ページ： 428-434  発行年： 2012年02月 
JST資料番号： C0236A  ISSN： 0018-9294  CODEN： IEBEAX  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 適応ラインエンハンサー(ALE)は,単一チャネル信号雑音除去に対する有用なツールであるが,信号およびその遅延版の間の2次類似性に依拠し,その適用は,狭帯域信号およびガウス雑音のみに制限される。一方特異スペクトル解析(SSA)は,時系列解析に有効なツールとなった。本論文では,SSAに基づく新しいALEを開発した。新しいALEは,従来のALEと比較して以下の3つの理由により優れていた。1)従来のSSAと異なり,フィルタ係数推定は,SSA固有値の全スペクトルに基づいた。2)雑音は固定あるいはガウス雑音でなくても動作した。3)広帯域の周期信号において動作した。更にSSAパラメータの正確な設定の必要が無かった。異なった雑音レベルで評価した結果,提案したALEは従来のALEよりロバストであった。

シソーラス用語： スペクトル解析 ,  *統計解析 ,  線 ,  Gauss雑音 ,  時系列分析 ,  係数 ,  固有値 ,  広帯域 ,  雑音指数 ,  ロバスト性 ,  *雑音除去
準シソーラス用語： フィルタ係数 ,  雑音レベル ,  *適応ラインエンハンサー ,  *特異スペクトル解析

分類 (1件)： 生体計測  (EL03020C)

タイトルに関連する用語 (2件)： 特異スペクトル解析 ,  適応