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J-GLOBAL ID：201202206810732517   整理番号：12A0693422

ウニ胚の形質導入ツールとしての汎親和性レトロウイルス

Pantropic retroviruses as a transduction tool for sea urchin embryos

著者 (4件)： CORE Amanda B. (Boston Univ., MA) ,  REYNA Arlene E. (Boston Univ., MA) ,  CONAWAY Evan A. (Boston Univ., MA) ,  BRADHAM Cynthia A. (Boston Univ., MA)
資料名： Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America  (Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America)
巻： 109  号： 14  ページ： 5334-5339  発行年： 2012年04月03日 
JST資料番号： D0387A  ISSN： 0027-8424  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ウニは,発生と胚の細胞系譜の遺伝子調節ネットワーク構造の研究のための優れたモデル生物である。本研究では,ウニへの形質導入ツールとして,汎親和性レトロウイルス(PRV)の有用性を検証した。PRVは,ウニ胚に感染し,最初の卵割の間に1ゲノムあたり1コピーゲノムに組み込まれた。網羅的および母性と接合子の発現を駆動するウニ特異的エンハンサー,Otx CRM3を同時に導入しウイルスエンハンサーを破壊する自己不活性化戦略の使用に成功した。結果は,自己不活性PRVは,ゲノムに組み込まれ,網羅的かつ持続的な遺伝子発現を駆動することを実証した。まとめると,これらのデータは,自己不活性化ウイルス戦略は,外来性エンハンサーの導入に効果的であることを明らかにした。

シソーラス用語： ウニ ,  形質導入 ,  *レトロウイルス科 ,  遺伝子導入 ,  ヌクレオチド配列 ,  遺伝子発現
準シソーラス用語： *汎親和性レトロウイルス ,  エンハンサー

分類 (2件)： 遺伝子操作  (EC02050B) ,  発生と分化  (EJ16020W)

タイトルに関連する用語 (5件)： ウニ ,  胚 ,  形質導入 ,  ツール ,  レトロウイルス