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J-GLOBAL ID：201202206851401835   整理番号：12A1121445

蛋白質吸着様式がポリ(N-イソプロピルアクリルアミド)ブラシ表面への可逆性細胞付着を決める

Protein Adsorption Modes Determine Reversible Cell Attachment on Poly(N-isopropyl acrylamide) Brushes

著者 (5件)： XUE Changying (Univ. Illinois, IL, USA) ,  CHOI Byun-Chan (Univ. Illinois, IL, USA) ,  CHOI Sangwook (Univ. Illinois, IL, USA) ,  BRAUN Paul V. (Univ. Illinois, IL, USA) ,  LECKBAND Deborah E. (Univ. Illinois, IL, USA)
資料名： Advanced Functional Materials  (Advanced Functional Materials)
巻： 22  号： 11  ページ： 2394-2401  発行年： 2012年06月06日 
JST資料番号： W1336A  ISSN： 1616-301X  CODEN： AFMDC6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 多様な用途で広く利用されている標記ポリマ(PNIPAM)の温度依存溶解性について,既報の研究を基に,下限臨界共溶温度(LCST)以上及び以下での,可逆蛋白質媒介細胞接着のポリマ鎖密度に対する依存性を報告した。表面開始原子移動重合でSi基板表面にグラフトPNIPAM高分子ブラシを調製し,XPSによる表面組成などの特性解析,偏光解析法による膜厚測定などを行った。PNIPAM被覆基板表面でNIH3T3線維芽細胞を培養し,可逆性細胞付着を評価した。¹²⁵Iで標識化したウシ血清アルブミンとフィブロネクチンをモデルとして蛋白質の吸着を定量した。LCSTより高い温度,>32°Cでは蛋白質-ポリマ親和力が高分子ブラシへの蛋白質の挿入と吸着を促進し,また,LCST以下では浸透圧斥力がブラシから蛋白質を押出すことなどが分かった。

シソーラス用語： *高分子ブラシ ,  *ポリイソプロピルアクリルアミド ,  原子移動ラジカル重合 ,  基板 ,  化学組成 ,  膜厚 ,  *臨界溶解温度 ,  *付着 ,  *細胞 ,  *可逆変化 ,  3T3細胞 ,  位相差顕微鏡 ,  *吸着 ,  血清アルブミン ,  フィブロネクチン ,  標識法 ,  定量的分析 ,  *温度依存性
準シソーラス用語： *下限臨界共溶温度 ,  *可逆性細胞付着 ,  *蛋白質吸着

分類 (3件)： 高分子固体のその他の性質  (CG02025L) ,  固-固界面  (CB12060M) ,  蛋白質・ペプチド一般  (EB03010N)

タイトルに関連する用語 (6件)： 蛋白質吸着 ,  様式 ,  N-イソプロピルアクリルアミド ,  ブラシ ,  可逆性 ,  細胞付着