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J-GLOBAL ID:201202206875992656   整理番号:12A1367395

夏のオゾンおよびCO2の上昇に暴露された3種類のカバノキ種における成長と葉のガス交換

Growth and Leaf Gas Exchange in Three Birch Species Exposed to Elevated Ozone and CO2 in Summer
著者 (4件):
資料名:
巻: 223  号:ページ: 5017-5025  発行年: 2012年09月 
JST資料番号: C0720A  ISSN: 0049-6979  CODEN: WAPLAC  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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日本における3種類の代表的なカバノキ種(mountain birch,Monarch birch,およびwhite birch)の成長と光合成形質に対する夏のオゾンおよびCO2濃度上昇の影響を調べた。3種類のカバノキの実生を16の無蓋のチェンバで成長させ,7月から10月まで二つのレベルのCO2(日中,370-380および600μmol mol-1)と組み合わせた二つのオゾン(日に7時間,6および60nmol)に暴露させた。オゾンの悪影響は,Monarch birchあるいはwhite birchでは見られなかったが,夏のオゾン上昇はmountain birchにおける枝バイオマスおよび正味の光合成を減らし,落葉を加速する。CO2上昇はmountain birchとwhite birchにおいて根発生を促進し,それによって根乾燥質量に対するシュート乾燥質量(茎+枝)の比(S/R比)を減らす。それとは対照的に,Monarch birchに関して環境CO2とCO2上昇間で乾燥質量に差は無かったが,これは光合成の抑制に起因する。CO2とオゾンの結合された効果の研究は,昨年の夏CO2上昇がmountain birchに対するオゾンの影響を改善しなかったことを明らかにした。オゾン損傷に対するCO2の改善効果を考慮すると,種と季節に注意を払う必要がある。Copyright 2012 Springer Science+Business Media B.V. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
森林植物学  ,  気圏環境汚染  ,  環境問題  ,  植物に対する影響 

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