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J-GLOBAL ID:201202206895864336   整理番号:12A0868859

TRIP鋼溶接部の溶融域における微細組織-硬度関係

Microstructure-hardness relationship in the fusion zone of TRIP steel welds
著者 (6件):
資料名:
巻: 551  ページ: 73-81  発行年: 2012年08月15日 
JST資料番号: D0589B  ISSN: 0921-5093  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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AT:C-Mn-Al,AST:C-Mn-Al-Si,およびST:C-Mn-Siとして分類される3種類のTRIP鋼の抵抗スポット溶接における溶融域の特性を,微細組織,相解析および硬度について調べた。溶融域の微細組織は化学組成で変わり,i)AT鋼はベイナイトおよびマルテンサイト域で囲まれたフェライト相を含み,ii)AST鋼はマルテンサイトラスおよびラス内残留オーステナイトに沿ったベイナイト組織を呈し,iii)ST鋼はラス内オーステナイトを持つ単相マルテンサイトラスで構成されていた。X線回折結果から,溶融域内残留オーステナイト率はその中のSi含有量の増加につれて増加する事がわかった。AST溶融域の硬度は,ATとST鋼の中間に位置し,ST鋼の溶融域硬度は単相マルテンサイト組織の故にAT鋼のそれよりも高かった。類似した化学組成のTRIP鋼のレーザ溶接に関する以前の研究の溶融域微細組織と硬度を比較すると,抵抗スポット溶接の高い冷却速度はレーザ溶接に比べて溶融域の硬度を向上させる事が明らかになった。これらはいずれも,微細組織またはマルテンサイトラス(ST鋼)における軟質フェライト相(AT鋼)の減少に起因するものであった。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
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溶接部  ,  変態組織,加工組織  ,  機械的性質 
タイトルに関連する用語 (5件):
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