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J-GLOBAL ID:201202206915896663   整理番号:12A1094723

Walker-256担癌ラットかん流肝臓のグルコースおよびグリコーゲン異化でのcAMPに対する反応低減

Decreased response to cAMP in the glucose and glycogen catabolism in perfused livers of Walker-256 tumor-bearing rats
著者 (7件):
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巻: 368  号: 1-2  ページ: 9-16  発行年: 2012年09月 
JST資料番号: C0452B  ISSN: 0300-8177  CODEN: MCBIB8  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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グルコースおよびグリコーゲン異化での環状アデノシン一リン酸(cAMP)とN6-モノブチリルcAMP(N6-MB-cAMP)に対する肝臓応答と肝臓グリコーゲンレベルを,腫瘍移植後5(WK5),8(WK8),11(WK11)日目のWalker-256担癌ラットで調べた。自由摂食で腫瘍の無いラット(摂食コントロールラット)あるいは摂食障害担癌ラットによって摂取される毎日同量の食餌を与えられたラット(ペアフィードコントロールラット)あるいは24時間絶食ラット(絶食コントロールラット)をコントロールとして用いた。グルコースとグリコーゲン異化はかん流肝臓で測定した。肝臓グリコーゲンレベルは摂食コントロールラットと比べてWK5,WK8,WK11ラットで低かった(P<0.05),しかしペアフィードコントロールラットと比較すると変わらなかった。しかしながら,グリコーゲン異化でのcAMP(3と9μM)の刺激効果は,ペアフィードコントロールラットおよび摂食コントロールラットと比べてWK5とWK8ラットでそれぞれ低かった(P<0.05)。それに応じて,肝臓グリコーゲン枯渇条件下(24絶食)のグルコース異化でのcAMP(6μM)の抑制効果は,絶食コントロールラットよりもWK5およびWK11ラットで低かった(P<0.05)。同様にホスホジエステラーゼ3B(PDE3B)で分解されないcAMPの合成アナログN6-MB-cAMP(1μM)のグルコース異化での抑制効果は,絶食コントロールラットと比べて低かった(P<0.05)。結論として,Walker-256担癌ラット肝臓は腫瘍発生の種々の段階(5,8,11日)でのグルコースおよびグリコーゲン異化でcAMPに対してより低い応答性を示した,それはおそらく肝臓グリコーゲンの低レベルによるのではなくまたPDE3Bの活性増加にもよらない。Copyright 2012 Springer Science+Business Media, LLC. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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代謝一般  ,  基礎腫よう学一般 

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