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J-GLOBAL ID:201202206930223993   整理番号:12A0834832

フィラメント引抜き条件下での紡糸の安定性

Stability of fiber spinning under filament pull-out conditions
著者 (6件):
資料名:
巻: 175-176  ページ: 25-37  発行年: 2012年05月 
JST資料番号: B0636B  ISSN: 0377-0257  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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延伸共鳴状態の湿式紡糸繊維流れの不安定性は,繊維品質や生産性に関して制限を課す半径方向の変動をもたらすことになる。また,高速巻取りにおいて油膜強度が十分高ければ,フィラメントをダイから引き出すことができる。上流域における流れの間に生じる統合垂直応力と紡績力の間の力のバランスによって,フィラメントが紡糸口金壁の剥離点の位置が決定される。フィラメントの引抜きによって,上流の境界条件が紡糸口金の位置に依存しているため安定性解析が難しくなる。加えて,フィラメント長さが時間と共に変動している。本研究において,拡張Pom-Pom(XPP)構成モデルを用いて,1次元繊維スピンモデルにおける上流の引抜き条件を含めることで安定性解析を単一等温フィラメントの繊維紡糸にまで拡張した。スペクトル法を用いた著者等の解析では,上流の統合垂直応力の所定の傾斜に従って変動する剥離点を組み込んでいる。あるDR(延伸比)およびDe(Deborah)数に対する傾斜Sを変化させることで,各S値に対する成長率を決定することが可能である。引抜きなしの繊維スピンに対しては異なるS値を用いて,提案した引抜きを伴う繊維スピンモデルの安定性領域を比較した。低いDe値に対しては,Sの有限値は流れを不安定化させている一方,より高いDe値に対して流れを安定化するS値の範囲が存在する。S=0のとき,一定の引抜き力を伴う繊維紡糸を達成できたが,臨界DR値は大きく減少した。このことは,如何なるDRに対しても安定であることが知れている一定力でのNewton流体の固定長繊維の紡糸とは対照的である。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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紡績工程,紡績機械 
タイトルに関連する用語 (4件):
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