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J-GLOBAL ID:201202206953976956   整理番号:12A1485539

チンパンジーに第三者罰はない

No third-party punishment in chimpanzees
著者 (5件):
資料名:
巻: 109  号: 37  ページ: 14824-14829  発行年: 2012年09月11日 
JST資料番号: D0387A  ISSN: 0027-8424  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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第三者罰は協調維持のための特に重要な形である。ヒトは直接自らに関わらない動作に関して規範違反者を罰するが,ヒトの第三者罰の進化に関しては不明である。今回,ヒト第三者罰と規範強化が他の大型類人猿の進化的ルーツを持つかどうかを検討するため,チンパンジー(Pan troglodytes)の第三者罰に関する研究を行った。13頭を用い,サルが第三者同種に向けた有害行動を罰するかどうかを検討した。自身の餌が盗まれた時,支配者は仕返しをしたが,第三者の餌が盗まれても,被害者がこれに関連していたとしても,罰を加えなかった。ヒトと異なり,チンパンジーは第三者への罰に関わらないと結論した。大スケールでのヒト協調の重要な成分である第三者への罰は,ヒトとチンパンジーの共通祖先に代々共通する特性ではなく,ヒト系統由来であると示唆した。
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分類 (2件):
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進化論一般  ,  個生態学 
タイトルに関連する用語 (2件):
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