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J-GLOBAL ID:201202206954749902   整理番号:12A0509370

PP上にグラフト重合した温度及びpHに応答する相互貫入高分子ネットワーク バンコマイシン溶出系の性能への最重要変数としての架橋結合照射線量

Temperature- and pH-sensitive interpenetrating polymer networks grafted on PP: Cross-linking irradiation dose as a critical variable for the performance as vancomycin-eluting systems
著者 (5件):
資料名:
巻: 81  号:ページ: 531-540  発行年: 2012年05月 
JST資料番号: D0627A  ISSN: 0969-806X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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ポリプロピレン(PP)基板上にグラフト重合したN-イソプロピルアクリルアミド(NIPAAm)とアクリル酸(AAc)の相互貫入ネットワークの反応-応答と薬物溶出性能へのγ線照射の効果に,この論文は焦点を当てている。化学架橋剤N,N′-メチレンビスアクリルアミド(MBAAm)の存在あるいは不在状態下で,10~100kGy線量を当ててPNIPAAmを架橋した。次いで,net-PP-g-PNIPAAmを2.5kGy線量下で合成したPAAcと共に挿入して,net-PP-g-PNIPAAm-inter-net-AAc膜を得た。グラフト重合したPNIPAAmの量(80,125,145%)と架橋放射線量(10,40と70kGy)がPAAcの挿入,膨張の程度,バンコマイシンの負荷とその放出を強く左右した。化学架橋剤は膨張の程度をわずかに減らしただけであった。PP上にグラフト重合したPNIPAAmが多く架橋照射線量が低いほどIPN中のPAAcは多く,従って特化した相互作用によるバンコマイシンの負荷は高く放出は持続する(>8h)。これらの特徴を持つ膜はバクテリアの成長を阻むに十分なバンコマイシン放出量を有する。こうして,PNIPAAmネットワークのグラフト重合と架橋の間の線量を調節することにより,抗菌性を持つ医療素子のための表面修飾材料が達成できる。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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放射線重合 
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