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J-GLOBAL ID:201202206979322750   整理番号:12A0206400

DNAバーコードはRadix Astragaliとその偽和物とを識別する

DNA barcoding provides distinction between Radix Astragali and its adulterants
著者 (11件):
資料名:
巻: 53  号:ページ: 992-999  発行年: 2010年 
JST資料番号: C2576A  ISSN: 1674-7305  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 英語 (EN)
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形態学的に識別不能な種及び非常に多岐した種間の種々の核及びまたはオルガネラDNA配列に基づいたDNAバーコードは種同定,生物多様性研究,法医学的分析及び薬用植物の認証等において広く応用可能性がある。タイツリオウギ(Astragalus membranaceus)及びA.membranaceus var.mongholicaの根は,中国,日本,韓国などのアジア諸国でRadix Astragaliとして広く用いられている。しかし中国薬局方において記録されている2つの種に加えて,Astragalus,Oxytropis,Hedysarum,Glycyrrhizaなどの異なる属由来の23の種が存在し,流通市場においてだけでなく漢方薬工業においても偽和物として用いられてきた。従って,偽和物から真のRadix Astragaliを識別するための簡便であり信頼性があり,正確な分類が重要である。本研究においてFabaceae科の4つの関連性のある属由来の37試料に対するデータを取得した。核,葉緑体,ミトコンドリアゲノム由来のITS,mat K,rbc L及びcox I配列を用いた4つのDNAバーコードマーカー候補を比較した。これら全ては属,種内及び種間の遺伝的変異を同定する目的で植物に対して広範に用いられる。ITSが属及び種間でより大きな相違点があることを見出した。Kimura2指標距離は各々4.5%,14.1%であり,一方mat Kは種内レベルで十分な相違があることを見出した。更にmat K配列における2つの欠失挿は偽和物からRadix Astragaliを識別する点でPCR研究に有用であった。以上の結果から,ITSとmat Kを併用したバーコード領域は,Radix Astragaliのための優れており,伝統的漢方薬の識別に併用するマーカーの適用性及び精度に関する更なる研究に焦点をあてるべきであることが示唆された。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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