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J-GLOBAL ID：201202206984162744   整理番号：12A1603432

着生植物Tillandsia usneoidesによる核種モニタリング潜在能:¹³³Csの取込みおよび局在化

Potential of monitoring nuclides with the epiphyte Tillandsia usneoides: Uptake and localization of ¹³³Cs

著者 (5件)： LI Peng (School of Life Sci. and Engineering, Southwest Univ. of Sci. and Technol., Mianyang 621010, Sichuan, CHN) ,  LI Peng (Chinese Res. Acad. of Environment Sci., Beijing 100012, CHN) ,  ZHENG Guiling (School of Life Sci. and Engineering, Southwest Univ. of Sci. and Technol., Mianyang 621010, Sichuan, CHN) ,  CHEN Xuan (Chinese Res. Acad. of Environment Sci., Beijing 100012, CHN) ,  PEMBERTON Robert (Florida Museum of Natural History, Gainesville, FL 32601, USA)
資料名： Ecotoxicology and Environmental Safety  (Ecotoxicology and Environmental Safety)
巻： 86  ページ： 60-65  発行年： 2012年12月01日 
JST資料番号： A0825B  ISSN： 0147-6513  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 着生植物のTillandsia植物は,効果的な大気汚染バイオモニターであり,大気の重金属汚染をモニターするのに伝統的に使用されるが,核種モニタリングに使用されることは稀である。そこで,¹³³CsをモニターするTillandsia usneoidesの潜在能を評価し,Csが植物外表層構造によって捕捉されるか否かについて調査した。結果は,T.usneoidesが比較的高いCsストレスから生存することができることを示した。Cs溶液濃度の増加によって,植物中の全Csは顕著に増加し,これは,植物が,Csを迅速に効果的に蓄積できたことを示唆する。したがって,T.usneoidesには,Csに汚染された環境をモニターする相当の潜在能がある。さらに,走査型電子顕微鏡(SEM)およびエネルギー分散型分光計(EDS)分析は,Csが,葉の突起様構造中の各型の細胞に検出され,また,内部皿状細胞のCsの比率は,輪細胞および翼状細胞よりも高いことを示し,これは,TillandsiaにおけるCs吸着メカニズムが能動部分を有することを示す。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *セシウム同位体 ,  大気汚染 ,  環境モニタリング ,  生物指標 ,  *パイナップル科 ,  取込 ,  生体内蓄積 ,  *監視装置
準シソーラス用語： *セシウム133 ,  *Tillandsia usneoides ,  *バイオモニタ

分類 (2件)： 植物に対する影響  (EE05030G) ,  重金属とその化合物一般  (SB05021R)

タイトルに関連する用語 (6件)： 着生植物 ,  Tillandsia ,  核種 ,  モニタリング ,  取込み ,  局在化