抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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2012年の北アメリカの粉末冶金工業の状況について説明した。2010年の鉄粉の出荷は,不振だった前年の後に急上昇し,2011年には緩やかに成長した。2011年には住宅市場関連の粉末冶金部品は振るわなかったが,自動車部品は堅実であった。通常の圧粉/焼結法,金属射出成形法(MIM),熱間静水圧プレス法(HIP)およびその他の特殊粉末冶金技術による生産は活況を示している。特に,銃器,医療部品/装置,歯科用製品および一般工業用などの従来の市場の伸びが著しい。現在の粉末冶金工業は自動車部品を主要な市場としているが,次の10年間には電気部品,代替エネルギー,航空宇宙,医療,防衛などの市場開発が必要である。重要な市場である自動車部品については環境問題への配慮が必要である。技術開発における粉末冶金技術センター(CPMT)の活動について紹介した。