文献
J-GLOBAL ID:201202206998045783   整理番号:12A1327759

超高速液体クロマトグラフィー高分解能質量分析を用いたオオムギ中のマイコトキシン類の分析 いろいろな抽出法の効率と有効性の比較

Analysis of mycotoxins in barley using ultra high liquid chromatography high resolution mass spectrometry: Comparison of efficiency and efficacy of different extraction procedures
著者 (6件):
資料名:
巻: 99  ページ: 712-719  発行年: 2012年09月15日 
JST資料番号: E0324A  ISSN: 0039-9140  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
四種類の抽出法(改良QuEChERS,マトリックス固相分散(MSPD),固液抽出(SLE)および固相抽出(SPE)クリーンアップ)の有効性について,超高分解能質量分析と組み合わせた超高圧液体クロマトグラフィー(UHPLC-Orbitrap MS)によるオオムギ中のFusarium,Claviceps,Aspergillus,PenicilliumおよびAlternaria属により生産される32種のマイコトキシン類の同時定量に対して評価を行った。抽出法の効率と有効性について評価し,抽出されたマイコトキシン類の数および回収率を比較した。QuEChERSは高速で,簡便であり,選択されたすべてのマイコトキシン類を抽出することができた。一方SLE法,MSPD法,SPEクリーンアップ法は,選択されたすべてのマイコトキシン類を適切に抽出することはできず,回収率は十分ではなかった。そこでUHPLC-Orbitrap MSと組み合わせてQuEChERS抽出を用いる方法を開発し,オオムギ中の32種類のマイコトキシン類を定量した。分析法をバリデートし,選択されたマイコトキシン類に対する回収率は72%~101%であった。ただしニバレノール(NIV)とデオキシニバレノール-3-グルコシド(D3G)は67%以下であった。目的マイコトキシン類に対して,相対標準偏差(RSD)は17.4%以下であった。最低キャリブレーションレベルは1~100μg/kgであった。バリデートした方法を用いて,15種のチェコの大麦試料全部のマイコトキシン類をモニタリングしたところ,53%の試料ではFusariumトキシン類のみが検出され,最も出現率が高いマイコトキシン類は,エンニアチン類であった。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
抽出  ,  有機化合物の各種分析  ,  微生物起原の毒性 
物質索引 (7件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです

前のページに戻る