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J-GLOBAL ID:201202207036929856   整理番号:12A0171618

IFN-γおよびIL-4遺伝的多型と気管支喘息小児感受性間の関連

The association between IFN-γ and IL-4 genetic polymorphisms and childhood susceptibility to bronchial asthma
著者 (3件):
資料名:
巻: 494  号:ページ: 96-101  発行年: 2012年02月15日 
JST資料番号: E0701B  ISSN: 0378-1119  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本研究は喘息小児感受性とインターフェロン(IFN)-γおよびインターロイキン(IL)-4間の関連と喘息児のIFN-γ,IL-4,免疫グロブリン(Ig)Eのレベルを調べることを目的とする。総計100名の喘息児と122名のコントロール児を本研究の対象とした。IFN-γ遺伝子-179G/TおよびIL-4遺伝子-33C/Tと-589C/T座の遺伝子型を制限断片長-ポリメラーゼ鎖反応を用いて検出した。+874A/T座でのIFN-γ遺伝子とIFN-γ CA反復をそれぞれアレル特異的およびキャピラリー電気泳動で調べ,一方,IFN-γ,IL-4,総IgEレベルは酵素免疫測定法により測定した。100名の喘息児と122名のコントロール児のIFN-γ遺伝子の-179座はすべてホモ接合性であったことから,IFN-γ遺伝子は-179座は変異しないことが示された。IFN-γ遺伝子の遺伝子型およびアレル頻度分布あるいは+874座でのCA反復に関して喘息児とコントロール間で有意な相違は見られなかった(P>0.05)。関連は+874A/TでのIFN-γ遺伝子多型とIFN-γレベル間に見られた。IFN-γ発現はAT遺伝子型を持つものよりもAA遺伝子型を持つ患者で低かった;-33C/Tと-589C/TでのIL-4遺伝子遺伝子型およびアレル頻度分布は喘息児とコントロール間で有意に相違していた(P<0.05)。-33と-589座でTT遺伝子型を持つ小児のIL-4およびIgEレベルはCT遺伝子型をもつものよりも高かった,しかし-33C/Tでの多型だけはIL-4レベルと関連していた(P<0.05)。+874A/TでのIFN-γ遺伝子の多型あるいはCA反復は喘息感受性と関連が無かった。それとともに,+873A/Tでの多型はIFN-γレベルと関連があった。-33と-589座でのIL-4遺伝子のTT遺伝子型は小児の喘息感受性と関連し,-33座はIL-4レベルと関連する可能性がある。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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遺伝的変異  ,  呼吸器の基礎医学 

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