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J-GLOBAL ID:201202207082555952   整理番号:12A1032088

H2/CO/CO2合成ガス混合物を用いたFischerーTropsch合成 鉄およびコバルト系触媒でのパラフィン/オレフィン比の比較

Fischer-Tropsch synthesis using H2/CO/CO2 syngas mixtures: A comparison of paraffin to olefin ratios for iron and cobalt based catalysts
著者 (4件):
資料名:
巻: 433-434  ページ: 58-68  発行年: 2012年08月08日 
JST資料番号: D0691C  ISSN: 0926-860X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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H2/CO/CO2合成ガス混合物を用いた,鉄およびコバルト系触媒上でのFischerーTropsch合成(FTS)を一つの固定床反応器で実施した。CO2に富んだ原料はオレフィンに対して高いパラフィンモル比(P/O)を有する,殆どが軽質炭化水素である生成物を生成し,これに対してCOに富む原料は,鉄およびコバルト系の両触媒上で,高いオレフィン生成物選択性を有するFT型生成物に生成物組成を移行した。FTSのP/O比が操作条件に強く依存したにも拘わらず,実験的な証拠は,大多数の実験に対してP(n+1)/O(n+1)とP(n)/O(n)の間に直線的な関係が成立していることを示した。それは,また反応器の型,合成ガスの組成,反応条件および触媒の種類に独立であることも示された。FT生成物に対する比ξ=[P(n+1)/O(n+1)]/[P(n)/O(n)]に関する二つの様相を同定した:(1)n>2に対して,ξn>2の実験値は1より大きく,ほぼ一定で鎖長nに独立である;(2)鎖長n=2に対して,P3/O3のP2/O2n=2)に対する比は有意に異なり,ξn=2≪ξn>2であることを示した。一つの平衡の仮定がこの実験的な現象を説明する一試みで考えられた。一つの単純な気液平衡(VLE)モデルは,P(n)/O(n)に対するP(n+1)/O(n+1)の比が(1,1/β)の範囲内で変化することを示した。ここで,βは蒸気圧定数の変化であり,炭化水素鎖のCH2単位当たりの蒸発エネルギーの増加に関係付けられている。著者らの実験結果は,鎖長がn>2であるとき,同表現を支持した。しかし,鎖長がn=2であるとき,この表現はP3/O3とP2/O2の間の関係を説明できなかった。著者らは,反応Cn+1H2n+2+CnH2n+2=Cn+1H2n+4+CnH2nが擬平衡に達すると仮定した。実験結果は同平衡計算に極めて近いので,著者らは生成物分布が反応平衡を考慮して決定されていると仮定した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
不均一系触媒反応  ,  変性プロセス 

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