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J-GLOBAL ID：201202207134220792   整理番号：12A1221286

水中でのペリレンビスイミド染料の分子集合

Molecular Assemblies of Perylene Bisimide Dyes in Water

著者 (3件)： GOERL Daniel (Univ. Wuerzburg, Wuerzburg, DEU) ,  ZHANG Xin (Univ. Wuerzburg, Wuerzburg, DEU) ,  WUERTHNER Frank (Univ. Wuerzburg, Wuerzburg, DEU)
資料名： Angewandte Chemie. International Edition  (Angewandte Chemie. International Edition)
巻： 51  号： 26  ページ： 6328-6348  発行年： 2012年 
JST資料番号： H0127B  ISSN： 1433-7851  CODEN： ACIEAY  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ペリレンビスイミド(PBI)は染料,蛍光剤,n電導材料として広く利用されており,有機溶媒への可溶性を高めて固体状態および超分子集合体の配列を制御することに多くの努力が払われてきた。強い疎水性相互作用によりPBIは自己集合する。イミド基またはペリレン橋脚間を水溶性を助ける置換基で官能化した水溶性PBIは疎水性π表面を持ち,自己相互作用によりミセル,ベシクル,ナノファイバのような人工光合成材料として利用できる巨視的分子集合体を形成し,現にPBI染料の二層膜が水中で得られ天然光収穫に役立っている。他のπ系との相互作用ではカーボンナノチューブ(CNT)やグラフェンあるいはDNAとの相互作用があげられる。水中でのCNTやグラフェンの拡大されたπ表面とのπ-π相互作用は光触媒に利用されている。

シソーラス用語： *酸イミド ,  *芳香族縮合化合物 ,  *水溶液 ,  分子間相互作用 ,  ミセル ,  ベシクル ,  自己集合 ,  DNA【核酸】 ,  カーボンナノチューブ ,  疎水性相互作用 ,  *分子集合体 ,  置換基効果 ,  紫外可視吸収スペクトル ,  分子構造 ,  超分子構造 ,  量子収量 ,  デンドリマ ,  化合物
準シソーラス用語： π-πスタッキング ,  π-π相互作用【分子】 ,  *分子集合 ,  両親媒性物質 ,  二分子膜 ,  *ペリレンジイミド誘導体

分類 (2件)： 芳香族単環カルボン酸の窒素誘導体  (CF05200S) ,  四環以上の炭素縮合多環化合物  (CF06090C)

タイトルに関連する用語 (3件)： 水中 ,  染料 ,  分子集合