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J-GLOBAL ID：201202207137036976   整理番号：12A1686888

ミオシンXの非平行コイルドコイル仲介性二量化

Antiparallel coiled-coil-mediated dimerization of myosin X

著者 (5件)： LU Qing (Hong Kong Univ. Sci. and Technol., Hong Kong, CHN) ,  YE Fei (Hong Kong Univ. Sci. and Technol., Hong Kong, CHN) ,  WEI Zhiyi (Hong Kong Univ. Sci. and Technol., Hong Kong, CHN) ,  WEN Zilong (Hong Kong Univ. Sci. and Technol., Hong Kong, CHN) ,  ZHANG Mingjie (Hong Kong Univ. Sci. and Technol., Hong Kong, CHN)
資料名： Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America  (Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America)
巻： 109  号： 43  ページ： 17388-17393  発行年： 2012年10月23日 
JST資料番号： D0387A  ISSN： 0027-8424  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： アクチンフィラメント上にある自由なミオシン類の行列的動きには一般的に,モーターの二量体化が必要とされる。広く受け入れられているミオシン二量体化の機構はアミノ酸残基のカルボキシ末端のモーターのレバーアームドメインにむけての伸展による平行なコイルドコイル二量体の形成を介するというものである。本研究では,ミオシンXの予想されたコイルドコイル領域が高い安定性を持つコイルドコイル二量体(アンチCC)を形成することを明らかにした。アンチCCの単一点突然変異,あるいは類似の長さの平行なコイルドコイルを持つアンチCCにより置換することでアンチCCを破壊すると,ミオシンXのフィロポディア誘導活性が弱められた。さらに,アンチCCおよびミオシンXのひとつのαヘリックスドメインが半強固なヘリカルリンカーにより連結されていることも明らかにした。アンチCC仲介性の二量化は,ミオシンXの単一および束になったアクチンフィラメントに向けての走行を可能ならしめるものと考えられる。

シソーラス用語： *ミオシン ,  超螺旋 ,  *二量化 ,  アクチンフィラメント ,  点突然変異 ,  ヘリックス構造 ,  アミノ酸配列 ,  タンパク質 ,  二量体 ,  相同性 ,  NMR【磁気共鳴】 ,  *細胞構成体 ,  組換タンパク質 ,  HeLa細胞 ,  COS細胞
準シソーラス用語： αヘリックス ,  分子モータ ,  *フィロポディア ,  COS7細胞

分類 (2件)： 分子構造  (EB03020Y) ,  細胞構成体一般  (EF03010Z)

タイトルに関連する用語 (4件)： ミオシン ,  平行 ,  コイルドコイル ,  仲介